スローエイジングの為の心得 Vol.5 「波動の良いものを食べる」

2019/07/17

スローエイジングをお話しする際に、必ず、出てくる話題は、食事のことです。
体が老化していく過程で、体内に入る食べ物の質は老化の質も決めていくとお話ししています。

老化とは、「加齢に伴う生理機能の低下」です。この老化には、遺伝的要因食事などの生活要因環境などの要因が複雑に影響を与えています。この中で、寿命に対して遺伝が与える影響は、2〜3割程度といわれています。残りの7〜8割は、遺伝以外の要因である、遺伝子の異変や免疫力の低下、また体の細胞や組織を酸化・変質させて衰えさせる活性酸素が加齢に影響を与え、老化や寿命につながると考えられています。

この活性酸素は本来、体内でエネルギーを生産したり、異物が体内に侵入した時に攻撃する働きを持つなど、体にとって有用な働きも持っています。

しかしその反面、偏った食事や不健康な生活習慣などにより活性酸素が過剰に作られてしまうと、脂質やタンパク質、遺伝子を酸化させて損傷させ、がん細胞を発生したり、不飽和脂肪酸を酸化させて過酸化脂質をつくり、動脈硬化や心疾患などの生活習慣病を引き起こしたりして、身体の機能を衰えさせ、老化の原因となり易くなります。

この老化や様々な生活習慣病を引き起こす、過剰な活性酸素を発生させないためにも食生活が大切。

これを機に、スローエイジングを目指した食生活を見直してみましょう。

 

■スローエイジングと食事
日々の食事の基本は、偏りのないバランスのとれた食事を規則的に摂ることですが、私が最も大切にしている条件が、生き生きした波動を持っている食べものであること。「生もの」と言う意味ではありません。例えば、冷凍食品やたくさんの添加物が入ったものではなく、とれたての新鮮な野菜や、地産のもので、収穫してから時間が経っていないもの、また、添加物を使っていないなど。油も何を使っているのかわからないお惣菜コーナーの揚げ物・・・などは、正直、波動が良いとは言えないのではないかと思います。

更に老化の原因となり易い『活性酸素』による酸化を防ぐためには、抗酸化力を強化する抗酸化力の高い食材を効果的に取り入れることが大切です。抗酸化成分には、ビタミンA・C・Eの他、カテキン、クルクミン、クロロゲン酸などのポリフェノールや、サポニン、アリシンなどの成分が報告されてきています。これらの成分が多く含まれている食品を積極的に摂取し、抗酸化力を高めて動脈硬化や生活習慣病になりにくい体を造っていきましょう。

 

◆抗酸化力の高い野菜
・アスパラ    ・キャベツ    ・ほうれん草
・にんじん    ・ナス            ・玉ねぎ
・サニーレタス        ・黄ピーマン            ・ブロッコリーなど

また野菜だけでなく、ビタミンEやアスタキサンチンを多く含む魚類=紅鮭、ブリ、マグロなども上記の野菜と同程度のORAC値が計測されています。主菜には抗酸化力の高い魚を、副菜には抗酸化力の高い野菜を上手に組み合わて、バランスのとれた、スローエイジングとなる食生活を心がけましょう。「カロリー」や「塩分」などのように、今後食品を選ぶ時は『抗酸化力』にも注目して選ぶのも良いでしょう。

健康で美しく、そして、笑顔で人生を生きるためのスローエイジング、是非、意識してみてください。


yumika-benessenceセラピスト/講師
YUMIKA YAMAMOTO

NHS(英国政府公認ベビーマッサージ講師)
ISPA国際アロマセラピスト
IIR 国際リフレクソロジスト
英国バッチフラワープラクティショナー
モンテセラピー協会認定モンテセラピスト
英国ホリスティック協会フェイスエクササイズ指導士
TM嗅覚分析診断士
レイキヒーリングマスター倍音シンギングボールヒーラー
全米ヨガアライアンス各500時間RYT認定講師
Bliss baby yoga・Maternity Yoga 認定講師
姿勢コンサルタント


香港で18年の自分力を高める「自然療法サロン&スクール」

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