キレイをつくるレシピ帳 第52回「赤身肉レシピ」

2019/12/25

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜赤身肉レシピ

年の瀬となり、今年も残りあとわずかとなりました。
人が集まる機会も増える12月の終わりには、少し贅沢にお肉料理を楽しみたいですね。
そして美味しくキレイを手に入れたいのなら、ぜひ牛肉の赤身部分を頂きたいところ。
牛肉に多く含まれるのは、筋肉の材料となる良質なタンパク質。タンパク質が不足し筋肉量が減ってしまうと、同時に基礎代謝も落ちてしまい痩せにくい体になってしまいます。そして赤身肉には、脂肪燃焼効果があるといわれるLカルニチンや、血液の流れを良くし、むくみや基礎代謝向上に役立つ鉄分が豊富に含まれています。

今回は、赤身肉を手軽に見栄え良く、美味しく食べられる、フライパンで作るローストビーフレシピをご紹介したいと思います。

❶牛肉は冷蔵庫から出し、2時間ほど置き常温に戻す。塩・ニンニクをすり込み、こしょうを振りかける。

❷フライパンにオリーブオイルを熱し、弱火で蓋をし一面づつ焼いていく。

❸残り2分ほどで赤ワインを回し入れ、途中転がすように面を変えながら焼く。

➍アルミホイルを二重にして包み、余熱で火が入るよう30分ほど休ませる。

*ポイント*
焼き方の目安は、お肉の厚さ1cmに付き一面1分程度(四面を焼く)。写真のお肉は三角で厚み4.5cm程度なので、一面4分づつ焼き、途中転がしながら2分三面を焼きました(4面きちんと厚みのあるものなら、4面をそれぞれ4分程度)。ステーキのように薄くなく、写真のように厚みのあるお肉の方が、失敗なく美味しくできますよ。

ソースを作るなら、お肉を焼いたフライパンにしょうゆ・バルサミコ酢・好みで蜂蜜で甘味をつけてひと煮立ち!で牛肉の旨味を感じるソースが出来上がります。お正月にいただくなら、簡単にワサビ醤油で頂いても美味しいですよ。

部位としては、ローストビーフ用としてよく売られているモモや、特別な席だからと少し奮発して、ヒレ部分を使用するのもおすすめです!

牛赤身肉をもてなしの席にも取り入れて、美味しくキレイを手に入れてくださいね。

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こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会

参考文献:食品成分表、新エステティック学


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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