キレイをつくるレシピ帳 第58回「アーモンドミルクレシピ」

2020/06/24

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜 アーモンドミルクレシピ


DSC_0460 牛乳や豆乳に続き「第三のミルク」として、最近日本でも浸透し始めている「アーモンドミルク」。水に浸水させ細かく砕いたアーモンドを濾した植物性の飲料で(メーカーによって、プラスされる原料・製法は様々なよう)、女性に嬉しい栄養素が詰まっています。

 まず若返りのビタミンと呼ばれる強い抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれ、身体の酸化を防いでくれます。繊維質が腸内環境を整え、鉄分補給も望めます。そして良質な油であるオレイン酸は肌や髪に潤いを与え、心身代謝を活発にし、代謝の良い身体作りをサポートしてくれます。牛乳に比べ、比較的低カロリーなのも嬉しいところ。

 「牛乳」は体質によりおなかを壊してしまうという方(乳糖不耐症)、第二のミルクとして親しまれる「豆乳」は味わいにクセがある為苦手という方もいるので、代替えとしてお料理やお菓子作りなど様々なシーンで手軽に使用しやすいのも、アーモンドミルクの特徴です。

 暑い夏に向け、嬉しい効果もたくさんのアーモンドミルクを使用した、生クリーム不使用のヘルシーアイスをご紹介したいと思います。

 

P16 Health _KIREI_745

❶ 鍋にアーモンドミルク1/3と米粉を加え弱火にかけ、米粉を混ぜ溶かす。

❷ 残りのアーモンドミルクも加え、途中混ぜながらとろみがつくまで3分程度火にかける(中弱火~中火)。

❸ とろみが付いてきたら弱火にして1分混ぜ、火を止め、Aを加え混ぜバットに移し粗熱を取る。

❹ 冷凍庫に入れ2~3時間。途中2回ほどスプーンでざっくりまぜ返し、冷やし固める。

❺ 器に盛り、好みで砕いたアーモンドやミントを添える。

 

 長く冷凍しているとカチカチになってしまうので、固くなり過ぎた時にはしばらく常温で戻しスプーンで混ぜてください。

 アーモンドミルクはサラサラとした液状な為、米粉でクリームのようなとろみをつけ、お塩をひとつまみ加え甘味を引き立たせています。

 アーモンドとメープルシロップのコクある美味しさを味わえる、さっぱりヘルシーなアーモンドミルクアイスで、夏の休息時間も美味しくキレイを手に入れてくださいね。

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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