キレイをつくるレシピ帳 第58回「手作りケチャップレシピ」

2020/08/26

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜 手作りケチャップレシピ


0757 太陽をたくさん浴びた真っ赤なボディのトマト。リコピンという赤い色素からなり、体内での活性酸素の発生を抑え、シミやくすみの出来にくいお肌づくりをサポートしてくれます。8月も終わりに差し掛かり、9月になると体感的にはだんだんと過ごしやすくなってきますが、紫外線量は初夏とさほど変わらないといわれていますので、引き続き日焼け止めクリーム以外にも内側からの紫外線ケアも意識していたいですね。

 そしてトマトの酸味にはクエン酸やリンゴ酸なども含まれており、夏の終わりの疲れを和らげる疲労回復効果にも期待したいところです。

 そんな晩夏のお肌に欠かせないトマトを使った調味料、「トマトケチャップ」レシピを今回はご紹介したいと思います

 

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❶ 野菜類を全てざく切りにし、ミキサーでしっかり攪拌する。

❷ をザルでこし、種や皮を取り除き滑らかにします。

とローリエを鍋に入れ中火にかけ、途中かき混ぜ様子を見ながら、半量~2/3程度になるまで煮詰める。

❹ Aを加え、さらに5~10分ほど煮込んでとろみをつけ、保存容器にいれる。

* 冷蔵庫で二週間程度、冷凍庫で二ヶ月程度を目安に召し上がってください。

 

 ミキサーにかけた直前は白っぽくジュースのようにサラサラとした見た目ですが、じっくり煮込んでいくうちに、トマトの真っ赤で美味しそうな色味に変化していきます。手順は簡単ですが、③の半量程度になるまでの煮込み時間は30分程度(火の加減により前後)と少し長めなので、キッチンやリビングにいる合間に、コトコト作ってみてください。

 トマトの収穫量の一番多い夏ですが、夏はトマトの生育が早いため、糖度が上がる前に収穫することになり、水分が多く味が薄いものが比較的多いようです。その代わり安く出回っているので、ソースとして調味し、沢山使用するタイミングとしてもぴったりですね。ちなみに生の甘く味の濃いトマトを味わえる時期は、生育がゆっくりな春~初夏、そしてこれから深まる秋の季節。もちろん秋以降もソースとしても活かして欲しいですが、季節ごとの生のトマトの美味しさの違いもぜひ味わってみてください。

 トマトケチャップは多くのご家庭の冷蔵庫にある定番の調味料だと思いますが、手作りトマトケチャップをぜひ常備して美味しくキレイを手に入れてくださいね

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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