キレイをつくるレシピ帳 第60回「秋鮭レシピ」

2020/09/23

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜 秋鮭レシピ

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 夏の名残りを感じる秋のくすみ肌、気になりますね。夏の紫外線は活性酸素を生み出し、細胞膜が酸化し、ターンオーバーの乱れたお肌は古い角質が重なり合いくすんで見えるそう。そんな中注目したいのが、鮭やエビ・いくらなどに含まれる「アスタキサンチン」。その赤い天然色素が持つ強い抗酸化力は酸化しさび付いてしまって起こる肌老化を防ぐ作用があり、コラーゲンを守りシワの抑制やくすみに対しても効果があるとされています。

 今回はそんなアスタキサンチンたっぷりな、今が旬の秋鮭を使った焼きっぱなしで手軽なオーブンレシピをご紹介します。

 

 

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❶ じゃがいもは薄切りにしさっと水にさらし、耐熱皿に並べてふんわりラップをしてレンジで5分(600w)、軽く火を通しておく。

❷ 鮭は一口大にカットする。舞茸は石突きを取りほぐし、ニンニクとパセリはみじん切りにする。レモンは半月にカットし薄切りにする。

❸ 耐熱容器にオリーブオイルをペーパーで塗り広げ(分量外)、舞茸を敷き詰める。軽く全体に塩をする。

❹ じゃがいもと鮭、レモンを交互に乗せ置き、オリーブオイルを回しかけ、軽く全体に塩と、ニンニク、ブラックペッパーも散らす。

❺ 200℃に予熱したオーブンで30分、うっすら焼き色が付くまで焼き上げ、パセリを散らす。

 

 

 秋鮭の旬は産卵シーズンの9~11月ですが、時期が遅くなると卵に栄養がいってしまうため早めの時期の方が美味しく栄養も豊富なようですよ。脂分が少なめで低カロリーなのも嬉しいポイントです。

 今回は鮭と相性の良いほっくり美味しいじゃがいもと、これまた秋の味覚・舞茸を組み合わせた食べ応えもある一品をご紹介しました。食材をカットして重ねたらあとはオーブンにお任せの手軽なオーブン料理で、美味しくキレイを手に入れてくださいね

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター / 料理家 / モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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