新任 総経理紹介「上組(香港)有限公司」葵涌

2022/05/25

スクリーンショット (1237)
分銅 直樹 総経理
上組(香港)有限公司

創業155年の物流リーディングカンパニー

Q:ご協力ありがとうございます。着任はいつ頃ですか?
2021年の5月頃と少し前ですが、ひと段落したかと思ったコロナ状況がまた厳しくなり、年始から外出自粛が求められる中、新任のご挨拶訪問も難しかったので、この場をお借りしてご挨拶いたします。

Q:貴社の業務と前任地について教えてください。
弊社は1867年創業、国内には40拠点、海外では12カ国30拠点あり、幅広いグローバルネットワークを誇ります。主な業務は顧客の貨物をドアツードアで運ぶ国際一貫輸送。香港には1985年に事務所を開設、物流のハブ拠点だけに同事務所の売上は海外支社の中でトップとなる重要拠点です。
前任は台湾上組で6年、それ以前は無錫や上海で12年、いわば中華圏で叩き上げられてきたようなものです。それゆえ中国ビジネスには精通してきた自負もあります。昨年に香港に着任になってからの第一印象は、香港は台湾とも大陸ともまた一味違う顔があるということ。上海や台湾では日本語を話せるスタッフがたくさんおり、正直環境に甘えていた部分がありました。しかし、香港事務所では社内共用語は英語、広東語。僕は前任の場所柄、中国語しか話せません。香港着任以降、つたない中国語でコミュニケーションを取ってきたおかげで、今がおそらく人生で一番中国語が上達している気がします笑。

Q:香港でのビジネスはいかがですか?
東南アジアやその他中華圏と違ってコントラクトを重んじるところが香港ならではですね。あらかじめ書面にて甲乙の条件を詳細に明確にするところは、ビジネスしやすい面があります。スタッフの仕事もシステマティックで合理的です。我々日本人からすると時にドライだなと感じることもあります。
また香港は、日本食、日本製品にとても高い価値がついている特別なマーケットです。通関制度も影響し、他外国に比べ非常に多くの日本の物が流通している市場でもあります。弊社は香港に複数の倉庫を擁し、設備、食品、雑貨などの幅広い貨物を顧客のもとへ配送。中でもシェアが多いのは日系某大手流通店舗への流通加工および配送業務や、日本の青果品輸入から配送業務、さらには近年ではEC大手化粧品のB to C配送業務などを行っています。このコロナ禍で日本への往来が難しかったこともあり、メイドインジャパンの高品質なものへのニーズは膨れ上がりました。この春先、スーパーでは日本のイチゴが店頭に置かれましたが、常に欠品状態というほど、香港人の日本食への興味はすごいものがあります。

Q:プライベートではどんなスポットに行かれましたか?
ラマ島がお気に入りです。ビーチが美しく、香港ならではのよさを感じます。規制も緩和されてきたので、離島巡りはしていきたいですね。ゴルフが趣味なので、ぜひみなさん一緒に回りましょう!よろしくお願いします。

スクリーンショット (1238)スクリーンショット (1240)


上組(香港)有限公司
www.kamigumi.com.jp
Unit 1306-7, 13F., Tower 1, Ever Gain Plaza, 88 Container Port Rd., Kwai Chung
(852)2150-4242
bundo@kamigumi.com.hk

Pocket
LINEで送る