海外で作る自分年金セミナーin香港&深圳開催のお知らせ

2017/07/24

8月4日~8月6日

「香港返還20周年を迎えて」

今年7月1日に香港は英国から中国に返還されて20年を迎えた。米国に次ぐ経済大国に成長した中国にとって香港の経済的な重要性は低下しているとの意見もあるが、大手格付け会社の米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、香港の長期発行体格付けを最高の「AAA」に据え置いている。その理由として、香港は経済、金融、統治などの面で「一国二制度」が保たれており、多くの政策範囲が香港に認められた「高度な自治」の下にあり、「中国化」は見られないと指摘している。

S&Pは報告の中で、中国に返還されて20年を迎える中、香港は中国とのつながりが深くなっているものの、経済、金融、政府統治の面では中国と明確に異なる制度が維持され、「一国二制度」の枠組みに合致しており、香港が「中国化」へと変化を遂げたことを証明するような事象はなく、香港と中国の連動性が今後一段と強まったとしても、それは両地間の経済と金融システムが1997年の返還以降に市場化の方向へと進んだことによるものにすぎないと結論付けている。

今年で香港在住が15年目となる謙信アセットコンサルティング(香港)の木津英隆氏は「この20年間で一番大きく変わったことと言えば、両地間の経済と金融システムが市場化の方向へと進んだことによって、中国人富裕層によるマンションの買い占めが発生し、不動産価格が大幅に上昇したことだ。その一方、世帯別の平均所得が不動産価格の上昇に追いついていないため、ほとんどのサラリーマン世帯にとって不動産の購入が高嶺の花となっている。」と述べている。

物価の高い香港での生活は楽ではないが、香港の経済自由度指数は22年連続で世界一の評価を受けるなど、外国人にとって最もビジネスをしやすい環境が香港にはある。いまでもアジア屈指の国際金融センターである香港の金融商品を活用するメリットについて詳しく知りたい方は、「海外で作る自分年金セミナー」に参加されてみてはどうだろうか? 香港・深圳での個別相談会は随時開催しているので、気軽に問い合わせてみると良い。

Kenshin

プロフィール: 木津英隆(きつひでたか)
謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役。格付け 会社勤務経験を生かした金融商品のリスクとリターンの 丁寧な説明に定評がある。ブログ「香港IFA木津英隆のマ ネーは巡る」でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

<セミナー日時・場所(参加費無料)>
時間:8月4日(金)香港10:00~12:00もしくは19:00~21:00
8月5日(土)香港10:00~12:00もしくは14:00~16:00
8月6日(日)深圳10:00~12:00もしくは14:00~16:00
※以下HPの「セミナー申込」もしくはQRコードをスキャン
電話:(852)9062-0532
ウェブ: www.kenshin.com.hk 
E-mail: kitsu@kenshin.com.hk
WeChat: hidekitsu1

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