【特集】マカオ完全ガイド！

2023/08/02

Play! Macau! マカオ完全ガイド

「東洋のラスベガス」として親しまれ、香港からもアクセス至便なマカオを大特集。ポルトガル領の異国情緒溢れる街並みや数多くの世界遺産、グルメ、カジノなど、マカオには魅力がたくさんある。同特集では、地元民からもヒアリングし、宿泊だけでなく日帰りでも十分に楽しめる最新スポットやローカルグルメをご紹介。

マカオ基本情報
・正式名称は中華人民共和国マカオ特別行政区（一般的にはマカオ、澳門）
・人口は67万人（2019年）
・面積は30.3㎢
・公用語はポルトガル語、普通語
・通貨はマカオ・パタカ（MOP）
・年間を通して暖かい亜熱帯気候だが、建物内は冷房が効いているので上着は必須

macau 人口は約67万人で日本の高知県と同じくらい。中国語とポルトガル語が公用語だが、多くの人は広東語を使う。貨幣はパタカ（Pataca）でHKD1=MOP1.03（固定レート）と港幣とほぼ変わらない。買い物や食事、タクシーの利用などは港幣を使用できるので、香港に在住する人にとっては換金する必要もないのが嬉しいところだ。東京・世田谷区の半分ほどの面積の中に約30の歴史建築が残されており、これらは「マカオ歴史市街地区」として、2005年に中国で31番目となる世界遺産に登録された。街中を歩くと、ポルトガル領の名残を残したパステルカラーの建築物を多く目にする。まさに東洋と西洋の文化が出会った趣深い街並みだ。

香港からの交通
●フェリー
香港マカオフェリーターミナルからは2社の高速フェリーを利用できる。乗船時間は約1時間。陸路に比べ乗り換えの必要がないのでスムーズだが、特に夜間は船酔いが心配な方は陸路を選ぼう。15～30分に1本の間隔で運行（23年7月現在）。大きな違いはターボ社はマカオ半島（世界遺産の多いエリア）のアウターハーバーがメインルート(一部タイパ行きもあり)で、コタイ社はコタイ（カジノの多いエリア）にあるタイパターミナルに到着する。エコノミー料金 HKD160～ ferry ターボジェット（噴射飛航）　www.turbojet.com.hk/en
コタイウォータージェット（金光飛航）　www.cotaiwaterjet.com

●バス
港珠澳大橋口岸穿梭巴士「金巴」、港澳1號巴士、港澳快線の3社。金巴は香港口岸から、港澳1號巴士は佐敦から、港澳快線は太子から発着している。ターミナルに到着するフェリーに比べ、サンズ、パリジャン、ギャラクシーに停車するので、ホテルや目的地に直接アクセスできるところがポイント。運賃はHKD160～、1時間に1本の間隔で運行（23年7月現在）。 bus2 港珠澳大橋口岸穿梭巴士「金巴」　WeChatで検索
港澳1號巴士　www.onebus.hk
港澳快線　www.hkmoexpress.com