“辛い！！”だけじゃない！ 各国エスニック・レストラン巡り

食べごたえある本格トルコ料理
リピーター続出の人気レストラン
IBIS Royal Turkish Restaurant
佐敦（ジョーダン）の中心に位置するこのレストランでは、手作りのファラフェルから肉汁たっぷりの肉料理まであらゆる種類の本格トルコ料理が食べられる。前菜プレートを頼んで友人たちとシェアするのも良いし、ジューシーな羊肉ケバブやドネルケバブをご飯と一緒にガッツリいただくのもおすすめだ。トルコ風のチリソースやグリーンマヨネーズをかけて食べる新鮮なサラダも野菜の味がしっかりと引き出されている。ドリンクで人気なのは、すっきりした味わいの冷たいアップルティー。デザートにはマンゴーヨーグルトがおすすめ。一度行けば絶対にまた行きたくなる、癖になる味を提供するレストラン。今すぐ予約してトルコの雰囲気を存分に味わおう！

IBIS Royal Turkish Restaurant
住所： Shop 1B, G/F., Man Wah Bldg., 1-23 Man Ying St., Jordan
電話： (852)2488-0722
時間： 月～日 11:00～23:00

新疆から取り寄せた自慢の羊肉
エスニック気分を味わえるスパイスたっぷり料理
Ba Yi Restaurant
ウォーターストリートにひっそりとたたずむ新疆レストラン「Ba Yi Restaurant」。店内は、中央アジアと中国の世界観が入り混じった個性的なレイアウトで、新疆のイメージと少し違うが、料理自体は羊肉やラクダの肉をクミンやチリなどのスパイスで味付けした本格的な新疆料理。パキスタンやトルコの料理と似ていて、新疆の特産品である大型ジョッキに入ったビールが実によく合う。人気は、マトンのパンケーキやラム肉の餃子、またマトンの串焼も絶品だ。塩とクミンで味付けし、高温で焼いた羊肉独特のうまみが際立つ一品だ。事前に注文すれば、クミンをたっぷり使った羊の丸焼きも食べられる。2016年ミシュランガイドで紹介された、羊肉好き一押しレストラン。

Ba Yi Restaurant
住所： G/F., 43 Water St., Western Dist.
電話： (852)2484-9981
時間： 12:00～15:00、18:00～23:00（ 定休日：月曜

長い歴史を持つレバノンの家庭料理
ヘルシーメニューが盛りだくさん
Sumac
「Sumac」とは、アラビック料理や地中海料理によく使われる、ほのかにシトラスの香りを放つ赤黒いスパイスのことだ。店内にはシンプルな木製の家具が置かれ、遠い国を思わせるエキゾチックな香りが漂う。何千年も前に始まったレバノン料理は、オットーマン帝国時代を経て、エジプトやヨルダンなど様々な国の食文化の影響を受けてきた。同店に来たら、まずはメッゼ（mezze）とよばれる前菜の盛り合わせを注文しよう。スペイン料理でいうタパスのような位置付けのメッゼ。焼き立てのパンやピクルス、生野菜と一緒にいただこう。また、野菜をたっぷり使ったサラダやケバブをはじめとした肉料理も充実しているので、しっかり食事をしたいときでも大丈夫。伝統的な家庭レシピを基に作るレバノン料理の数々があなたの夏を少しエキゾチックなものにしてくれるかも。

Sumac
住所： G/F., 8 & 9 Glenealy, Central
電話： (852)2147-9191
時間： 12:00～15:00、18:00～23:00（定休日：日曜）
ウェブ： www.sumac.com.hk/#about

ネパールらしさ満点のレストラン
濃厚カレーを絶品ナンとともに
Nepal Nepalese Restaurant
昔は宮廷料理として提供されていたネパール料理。同店の店内には白いリネンのテーブルが所狭しと並び、壁に描かれたネパール絵画や調度品がほかの店にはない独特の雰囲気を醸し出す。料理はカレーなどのインド料理をベースに、西洋風かつマイルドにした感じで、コクのある濃厚なネパールカレーをサフランライスやナンといただくのは至高の時間。ナンは特にガーリックナンがおすすめだ。コロッケに似たサモサや餃子のようなモモなどサイドメニューも充実している。薫り高くほどよい苦みのネパールビールもぜひ一度飲んでみてほしい。人気店「Nepal Nepalese Restaurant」で、とことんネパールの味を楽しもう。

Nepal Nepalese Restaurant
住所： G/F., 14 Staunton St., Soho, Central
電話： (852)2869-6212
時間： 月～日 12:00～14:30、18:00～23:00

アラブ音楽を聞きながら
中東料理でエキゾチックなひとときを
The Nile
SOHOの中心で賑やかなアラブ音楽が聞こえてくれば、そこは「The Nile」の近くだ。同店は、香港では馴染みの薄い中東料理を楽しむことができるレストラン。カラフルな壁やランタンなどの装飾は、まるで香港の雑踏を抜け出し、異国に迷い込んだような気にさせてくれるだろう。イチオシは、水で戻したひよこ豆に香辛料を混ぜ、丸めて揚げた「ファラフェル」。揚げたては柔らかく、ゴマペーストにつけて食べるのがおすすめだ。また、同じくひよこ豆を使った料理で、「フムス」というペースト状の料理も試してほしい。中東料理には欠かせないハリサ（チリペースト）と一緒にいただくのがアラブ流。その他、ジュージューと音を立てて出てくる「ラム肉赤ワイン漬け」も絶品だ。濃厚なソースが肉に絡み、食欲を掻き立ててくれる。この夏は、「The Nile」で一味違った夜を楽しもう。

The Nile
住所： G/F., Winning House, 26 Hollywood Rd., Central
電話： (852)2431-0475
時間： 17:00～26:00

ピリッとした辛さが夏にぴったり
マレーシア料理で元気になろう
Café Malacca
アジア経済をつなぐ重要な通り道であるマラッカ海峡にちなんで名づけられた「Café Malacca」。その名のとおり中華やマレー、インドやプラナカンなどの多様な食文化を取り入れた料理を提供している。マレーシア料理を食べるならまずチャークイティオは外せない。絶妙な甘さとピリッとした辛味が、滑らかなライスヌードルとよくマッチし、エビやソーセージなどの具材がさらなる美味しさを引き出している。もう一つのおすすめはペナンアッサムラクサ。風味豊かでスパイシーな代表的ペナン料理だ。本場さながらのスパイシーなマレーシア料理を求めて一度訪れてみては。

Café Malacca
住所： Level 2, Traders Hotel, 508 Queen’s Rd. West, Western Dist.
電話： (852)2213-6613
時間： 月～日 6:30～24:00（ラストオーダー 22:30）
ウェブ：www.hoteljen.com/hongkong/westerndistrict/taste/restaurants/cafe-malacca

絶妙な辛さでビールがすすむ！
ボリューミーな肉料理を食べられるベトナムレストラン
Le Garçon Saigon
カジュアルなベトナム料理店より少し高めの価格で提供される同店の料理。南ベトナムの肉料理を専門としており、特にスパイシーマヨネーズを付けて食べるチキンウィングとビールの組み合わせは最高だ。また、酸味・甘味・辛味のバランスが絶妙なパパイヤサラダも肉料理に引けを取らない一品。そのほか、牛肉の味が口いっぱいに広がる和牛タルタルや、野菜と一緒にラップに包んで食べるのがおすすめの黒豚の串焼きも試す価値あり。少し贅沢したいと思ったらここ「Le Garçon Saigon」へ。レベルの高い料理の数々で、あなたを満足させること間違いなし。

Le Garçon Saigon
住所： G/F., 12～18 Wing Fung St., Wan Chai
電話： (852)2455-2499
時間： 月～日 6:00～23:00
ウェブ：http://legarconsaigon.com/

本格的なのにリーズナブル
スパイシーな四川料理で夏バテ撃退！
川熙樓
東洋のスパイスをふんだんに使った四川料理を提供するレストラン「川熙樓」。四川料理といえば唐辛子だが、彼らの作るものは一般的な四川料理より少し優しい味になっている。同店店長のイチオシメニューは、前菜としてもおつまみとしてもすぐれた一品「エビの四川コショウオイル漬け」。野菜モノなら醤油をかけていただくオクラや、チリオイルに漬けた竹の新芽がおすすめだ。そのほか、舌がピリピリするほど辛いウナギ料理や、酸っぱ辛いフェイクヒレ入りチャウダーなど、夏に食べたいスパイシーな料理が揃っている。自慢の梅酒を飲むのもお忘れなく！この夏は、味・値段ともに文句なしの「川熙樓」へぜひ！

川熙樓
住所： M/F., The Kimberley Hotel, 28 Kimberley Rd.
電話： (852)2882-9020
時間： 月～日 12:00～23:00
料金： HKD150～200/人