【グルメ天国 香港】多国籍料理レストラン紹介 - その他投稿

世界には奥深く、芸術級においしいグルメがある。そして、国際都市の香港はミシュランの数でもお分かりの通り、多国籍レストランの宝庫なのだ。さぁ、世界中の美食を求めに今すぐ行かない手はない！！

生の牛肉フォーが大絶品！【Le Viet】

脂っこい中華に飽きたらベトナム料理はいかが？ タイ料理ともまた違う、ベトナムの美食が今日の主役だ。おすすめはコクのある牛骨スープに入った、ジューシーな生の牛肉とあっさりとしたフォーの「Raw Beef Noodle」。シンプルな素材ながら、牛肉の新鮮さと旨味がひきたつ一品だ。そのほか、もちもちとした食感のライスペーパーと、シャキシャキとした中身の相反する食感がおもしろいゴイクン（同店では「Fresh Salmon Roll」）もオーダーしたいメニュー。ほのかに甘くピリリと辛いチリソースにつけて召し上がれ。尖沙咀の「THE ONE」というアクセス至便な立地も普段使いによさそう。

L402, THE ONE, 100 Nathan Rd., TST
www.facebook.com/LeViet.LV

都会のオアシスのような佇まい【CARAT Fine Indian & Mediterranean Cuisine】

尖沙咀の飲食店が並ぶ賑やかな寶勒巷（Prat Ave.）に、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。本格的なインド＆地中海料理の店「CARAT」だ。店名は宝石の純度を表す単位カラットから由来し、インテリアは文字通りきらびやかな輝きを放つ。店内120席、テラス50席という広さは開放感を感じさせてくれる。
また、店内ではガラス越しにキッチンの様子が見え、そこではインドやパキスタン人のシェフが毎日心を込め、腕を振るっている。おすすめはスパイスから調合しマリネされ、ジューシーにグリルされたタンドリーチキンやティッカ。そのほかビーツやひよこ豆を使ったベジタリアンメニューも豊富だ。週末のブッフェはHKD288とかなりお得なので一見の価値あり！

4/F., Winfield Comm. Bldg., 6-8A Prat Ave., TST
www.caratrestaurant.com

ケバブからサラダまで豊富な料理【Tagline】

店内に足を踏み入れるとアラブの宮廷に来たかのような、豪奢なインテリアが出迎える。ここは栄養士の資格を持つKiran Sukhani氏がメインシェフを務めるインド＆アラビアンレストラン。伝統的なインド料理に、栄養士の観点からヘルシーなアレンジを加えたシェフオリジナルのメニューが楽しめる。
ランチやブランチメニューのほか、週末のシェフスペシャル（ブッフェスタイル）など、様々な用途に対応可能。テラス席ではさわやかな風を感じながら、オリジナルカクテルや水タバコをどうぞ。肉好きさんもビーガンさんもみんなで楽しめる同店、ぜひ大勢で訪れてみよう。4/F., 10 Prat, 10 Prat Ave., TST
https://taglinehk.com

気分はタイのリゾートで優雅な食事【Nara Thai Cuisine】

南国のリゾートに来たかのようなインテリアの店内。籐で編まれたイスに腰掛け、ゆったりと会話に花を咲かせることができるこの雰囲気が心地いい。店名「Nara」はオーナーのNarawadee氏自らの名と、サンスクリット語の「タイの女性」という意味から名づけられた。女性らしい細やかなホスピタリティもさることながら、本場タイのエッセンスが散りばめられた受賞歴のある料理の数々を試さない手はない。ココナッツ、レモングラス、ガーリック、バジルの香りが鼻をかすめ嗅覚を刺激し、赤、黄、緑とカラフルな盛り付けが視覚を楽しませる。香港では尖沙咀と沙田での展開、ぜひ足を運んで。
Shop 3303 Level 3, Gateway Arcade, Harbour City, TST
Shop 507, 5/F., New Town Plaza Phase 1, 18 Sha Tin Centre St., Sha Tin
www.narahk.com

タイヌードルにやみつき注意【Samsen】

2016年湾仔店のオープン以来、和牛ヌードルが話題となり、香港の食通のあこがれのお店となった同店。レトロでフレッシュでカジュアルな店内の雰囲気も手伝い、若者を中心に連日賑わいを見せる。2020年にオープンした上環店は広々としたスペースを誇り、家族連れや大人数のグループでの利用も可能となっている。ここでは、肩ひじ張らずにヌードルやチャーハン、サテ、スイーツなどタイのB級グルメに舌鼓を打とう。特に前述のビーフヌードルのほか、チキンヌードルも試してもらいたい。ココナッツとスパイスの香りが食欲をそそり、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさだ。68 Stone Nullah Lane, Wan Chai
23 Jervois St., Sheung Wan
www.samsenhk.com

今宵はワイワイ韓国BBQ！【Seoul Night】

韓国人オーナーが運営する本場韓国料理の同店は、尖東の数ある韓国料理店の中でもひときわ人気のお店。その理由は、他店にはないメニューがあるところだ。例えば大迫力の「骨付きリブステーキ肉（Long Cut Whole Beef Ribs）」。鮮度を落とさず、肉の弾力を損なわないように骨付きでサーブされ、目の前でカットされる。この分厚くカットされた肉汁したたるステーキ肉を、ワサビをつけたり、ゴマの葉に包んだりと、思い思いにいただこう。また、韓国の延平島から空輸された蟹、「カムジャンケジャン（Soy Sauce Marinated Crab）」もぜひ食してほしいメニューで、クリーミーな蟹味噌と特製のタレとの絶妙なバランスにやみつきになるゲストが続出している。 G/F. & 1/F., Prat Bldg., 13-15 Prat Ave., TST
www.facebook.com/seoulnighthk

太陽光溢れるオージースタイルの店【FLAMES】

鰂魚涌、牛頭角、紅磡に続き、4店目となる觀塘店がオープン。オーストラリアで育ったオーナー2人が、オージー文化をここ香港でも広めたいという思いから展開するレストランだ。マストオーダーは「Peri Peri Chicken」。24時間特製調味料にマリネされ、160度のオーブンでじっくりとグリルされた後、乾燥させる工程を経て、サーブ前に320度の強火でカリッとジューシーな状態で運ばれてくる。まさに手間と時間をかけた究極の一品。また、ゆっくりしたい週末におすすめなのは、サーモンやハム、エッグベネディクトなどから選べるブランチメニュー（Aussie Brekkie Menu）だ。一日の活力をボリュームあるメニューからどうぞ！Shop 1, G/F., Paul Y. Centre, 51 Hung To Road, Kwun Tong
www.flames.hk

日本人オーナーの愛されイタリアン【Sagrantino】

香港に住む日本人御用達のイタリアンと言えばここ。イタリア全土で修行した日本人オーナーが本場の味を踏襲しつつも、日本のエッセンスを取り入れたイタリアンを提供するSagrantino」だ。店内は、ローマのレストランをモチーフに赤レンガを取り入れた空間で、店名の”Sagrantino”はオーナーがイタリア修行時代に想い入れのあった「DOCG」の赤ワインから取っている。パスタはもちろん、グリルなども提供しており、チョイ飲み用の「バルメニュー」も大好評。同店の代名詞にもなりつつある「ワイン持込み5本まで無料」という太っ腹サービスと合わせて様々なシーンで楽しみたい。 5/F., THE LOOP, 33 Wellington St., Central
www.sagrantino.com.hk

北イタリアの恵みを堪能あれ【Cucina】

自身も北イタリア出身というシェフ、Andrea Delzanno氏が考案した美しいご馳走の数々は堪能する価値ありだ。1月5日まで、北イタリアの食材を使った4品のコース料理がたったのHKD888で味わえる。スターターはピエモンテで育った牛肉を使ったタルタル・アンティチョーク添えから始まり、ベネチアで有名なベネトで採れた銀だらをクリーミーなソースでいただくソテーなど、目にもお腹にも大満足のメニュー構成となっている。ビクトリアハーバーを一望しながら、ペアリングのワインとともに、素敵なひとときを過ごして。Level 6, Marco Polo Hongkong Hotel, 3 Canton Rd., Harbour City, TST
www.cucinahk.com

カレー好きは必食の本格ネパール料理【Manakamana Nepali Restaurant】

佐敦のテンプルストリートにある同店は、決して大きいとは言えないスペースに多くの客が詰めかける人気店。ヒマラヤにあるヒンディーの寺院から名づけられたここでは、本場のネパール料理を、ネパール出身の夫妻が提供する。食すべきはカレープレートのDal Bhaat。レンズ豆のスープや、マトン、チキン、フィッシュから選ぶカレーに、ライスやナンなどお好みの主食を添えて自分好みのプレートの完成だ。
また、ネパールの餃子Momoには、ホームメイドのピリリと辛いトマトチャツネをディップしていただこう。香港で十数年愛されるネパール料理の代表店、カレー好きは必食の店だ。 G/F., 107 Temple St., Jordan
www.facebook.com/manakamanahk

添加物不使用の手作りトルコ料理【Istanbul Turkish Kebabs And Grills】

湾仔道にあるトルコ料理の同店はオーナー兄弟が7年前から運営するこじんまりとした店。ムスリムのハラールにのっとり、豚以外の羊、牛、鶏肉などのほか、ナスや豆、オリーブなど、地中海を代表する食材が多用されている。同店のこだわりは、添加物を一切使用せず、店内のキッチンで手作りしているところ。ジューシーな肉たっぷりのケバブは人気商品だが、同店では自家製ヨーグルトを使ったナスのサラダなどヘルシーなメニューも豊富。またライスプディングなど手作りデザートもはずせない！ イスタンブールの雰囲気を味わうならぜひ同店へ。 Shop 3, G/F., 177 Wan Chai Rd., Wan Chai
www.istanbulgrill.hk

ドイツ人シェフのアートのような美食【HEIMAT】

蘭桂坊の賑やかな通り近くにあるビルの8階に降り立つと、モダンで落ち着いた空間が広がる。5つ星ホテルなどで38年もの経験を積んできたドイツ人シェフが腕を振るう「HEIMAT」だ。ここでは、ソーセージ、ザワークラウトなどビアガーデンでいただくドイツ料理とは一味も二味も違う、オシャレで美しいお皿の数々がサーブされる。シェフの手にかかれば、野菜の素材の色がより鮮やかに、そして魚介や肉類の旨味が特製ソースでよりおいしく感じられてしまうから不思議。時には贅沢な美食体験に身をおいてもいいだろう。
8/F., LKF Tower, 33 Wyndham St., Central
www.heimat.hk

隠れ家的レストランでゆったりと【Pondi】

格式高い高級店や、ガヤガヤと落ち着かない店に疲れたらこの隠れ家的レストランに足を運んでみて。インドとフランスにルーツを持つシェフが切り盛りする一軒家の店で、まるでシェフのホームパーティーにお呼ばれしたかのようなあたたかい雰囲気が流れる。店名はインド南東部にある都市で、フランス植民地であった「ポンディシェリ」にちなんでいる。同店のモットーは、もっとも新鮮で栄養価の高い旬の食材を使うこと。これらアートのように美しい料理のペアリングには、フランスやイタリア、オーストラリアなどから取り寄せた豊富なワインからチョイスして。
14 Fuk Sau Lane, Sai Ying Pun
www.pondi.hk