SOHO(ソーホー)ハンバーガー「Little Bao(リトルバオ)」

2014/10/06

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アメリカンコミック風に描かれた小さなブッダのようなお坊さん。おしゃれな店が軒を連ねるソーホーの中でも、ひときわ異彩を放つ看板が印象的な「Little Bao(リトルバオ)」は、香港島東の人気イベント「アイランドイーストマーケット」の屋台で注目を集め、今回、満を持しての本格オープンが話題となっている人気店だ。こちらで提供されているのは、ひと言でいえば「包(バウ)」を使った創作メニュー。中国語でパンという意味を持つこの包(バウ)を使った斬新な“パン料理”は、数々の有名レストランで腕を磨いた経験を持つ女性シェフMay Chowさんが考案したもの。
“パン料理”といっても侮ることなかれ。中国の饅頭(マントウ)のように白く、手のひらにすっぽりと収まってしまう可愛らしいサイズと他では見かけることのない外見が実に新鮮でついつい食べることを忘れてしまう。そんな外見に負けず劣らずその味わいも本格的。饅頭(マントウ)のモチモチとした触感を保ちながらも、中華と欧米の味をバランスよく取り入れた新感覚の美味しさなのだ。
スイーツを含む5種類の“パン料理”はすべて「おいしい」を前提としており、経験にとらわれない自由な発想が楽しい。看板メニューは、じっくり煮込んだ豚バラ肉をネギ、シソ、玉葱のソースでいただく「Pork Belly」。トマトソースが付いてくるところがハンバーガーを思わせる1品だ。そして「Sloppy Chan」。こちらは台湾ナイトマーケットで売られる「掛包(グアバウ)」の感覚に似ているが、椎茸テンペ、トリュフマヨ、大根漬けに揚げシャロットのアクセントが嬉しいベジタリアン向けの1品。“パン料理”はどれも「カット禁止」で、ひと思いにかぶりついてアジア・欧米のグルメなハーモニーを味わって欲しいという同店のこだわりを感じる。
この他にも8種類のシェア用料理も提供している同店。定番家庭料理「Mac & Cheese」には、マカロニの代わりに香港人にはお馴染みの「腸粉(チョンファン)」を使用。チーズとの相性が抜群で驚きの美味しさだ。「味も見た目も自信を持って提供している。」というMayさん。予約は取らないことについても「私たちの自慢の逸品を理解してくれる人に来てもらいたい。」と自信満々だ。

ハンバーガー

Sloppy Chan
アメリカの定番サンド「スローピー・ジョー」ならぬ「スローピー・チャン」Mayさんの遊び心が伺える。

 

 

 

 

 

 

 

Little Bao

Little Bao
住所:G/F., 66 Staunton St., Central
電話:+852-2194-0202
ウェブ:http://www.little-bao.com

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