Gaucho Steak Restaurant

ロンドンで10店舗、そのほかドバイなどにも展開している本格ステーキレストラン｢Gaucho Steak Restaurant｣が、念願のアジア初店舗をセントラル（中環）にオープンした。アルゼンチンビーフを使った本格派の味はもちろんのこと、有名デザイナーによる牛ぶち柄が組み込まれたモノトーンのスタイリッシュインテリアも話題だ。

同店ではアルゼンチンから輸入された、世界3大品種の1つ「放し飼い、牧草飼育」のアンガスビーフのみを使用。4種類あるステーキは、新鮮さを保つためにオーダーが入ってからカットしているそう。同店で働くスタッフは厳しい｢GAUCHO｣アカデミーで肉の知識をメインにサービス、メニューなどを徹底的に学んだというまさに肉のエリート。試験に合格しないと店に立てないというほどだから、その知識のレベル、そして同店の肉に対しての熱い情熱が伝わってくる。オーダー時にはそんな知識豊富なスタッフが肉の説明を丁寧にしてくれるので、好みを相談しながら決めよう。

同店はもちろんステーキがメインだが、メニューには南米から取り寄せた良質な食材を使用したペルーやエクアドルなどの南米料理も数多く並ぶ。種類豊富なワインメニューには同店のために作られたオリジナルのワインも2種類。イギリスやドバイにある店舗では赤白合わせて約50種類もあり、香港にも近々同じくらいの数が揃うという。お肉だけでいただくのもいいが、ワインとのマリアージュをぜひ味わおう。これまた知識豊富な専任のソムリエがそれぞれの好み、オーダーした料理やお肉の種類、焼き加減などを全て考慮した上で最適のワインを選んでくれる。

ここまで聞くと、何とも豪華で高級すぎる…と敬遠してしまいそうだがご安心を。同店ではより多くの人にお肉を楽しんでほしいと、本格ステーキレストランとしては比較的良心的な値段設定で提供している。また、スタッフがフレンドリーなのも魅力の1つだ。

ここでおすすめ料理をご紹介しよう。まずは南米を代表する料理で同店の人気メニューである｢Ecuadorian ceviche（エビのセビーチェ）｣と｢Roasted vegetable and Quinoa salad（キヌアサラダ）｣で南米気分にセット。日本人好みの味であっさりいただけ、アルゼンチン産の白ワインとも相性ばっちりだ。自慢の肉の中でも特に人気なのは、食べ応えがあり肉汁たっぷりのサーロイン、そして脂身が少なめで身が締まったヒレ。焼き加減のおすすめはミディアムレアだ。まずはそのままで肉本来の味をご堪能あれ。そのあと、お好みでアルゼンチンステーキには欠かせない、ライムとチリ、酢を混ぜたチマチャンガソースでいただこう。欲張りに様々なお肉を試したいという人は、シェアするのに最適な4種のステーキサンプラーや3種のテイスティングプレイトを。さあ、早速足を運んで極上のお肉を味わってみて。

GAUCHO
住所：5/F., LHT Tower, 31 Queen’s Rd., Central
電話：(852)2385-8090
時間：月～日　ランチ：12：00～15：00、ディナー18：00～23：00
ウェブ：http://www.gauchorestaurants.com.hk