銅鑼湾（コーズウェイベイ）つけ麺専門店「三田製麺所」

2015/04/08

三田製麵所つけ麺東京の三田に本店を構えるつけ麺専門店「三田製麺所」は、東京、大阪を中心に展開し、日本以外では台湾に続き、今回香港に初上陸を果たした。2月のオープン以来、連日の大賑わいで現在最も話題を集めるラーメン店と言っても過言ではないだろう。

三田製麵所ラーメン

場所はラーメン店が犇くコーズウェイベイ(銅鑼湾)の登龍街。店内は明るく、カウンター、テーブル席があり、スタッフの元気な声が店内に響きとても気持ちが良い。一押しメニューは「濃厚豚骨魚介つけ麺」(小・中・大HKD78、特大HKD88)。同店の特徴は店内で打たれる自家製極太麺で、小麦の風味・もちもちの食感・コシがあり、スープの相性を最大限に引き出すために、厳選された小麦粉を数種類ブレンドして完成される。この麺に絡むのは厳選した大量の豚骨・鶏がら、数種類の野菜を12時間以上強火で炊き続け、素材の旨みを最大限まで引き出し、数種類の魚介を混ぜ合わせた濃厚豚骨魚介スープだ。さらに海苔の上に盛られた魚粉の香りが食欲を掻き立てる。どろりとした粘度を持つので極太麺にたっぷりと絡み、麺とスープ両方の美味しさを最大限に味わうことができる。

ラーメンをゆでる人

ラーメン派の方にはつけ麺以外もラインナップされているのでご心配なく。「特製三田ラーメン」は麺こそ中太麺だが、スープは濃厚で魚粉の風味も効いている。言うなれば「ラーメンなのにまるでつけ麺」というニュアンスだろうか。つけ麺はスープがどんどん冷たくなるから(あつ盛りは除く)敬遠しがちという方たちには是非このラーメンを食していただきたい。

同店で使われる食材は日本から仕入れているので、日本と同じ味を香港でもいただくことができる。また、ビール・日本酒・ワインも提供おり、仕事帰りの一杯として、加えて深夜まで営業しているので飲み会後の〆のラーメンとしても最適なお店だ。