「夜ヨーグルトダイエット」香港での油が多い食事に対策レシピ

2015/08/04

香港での油が多い食事に体の脂肪も増えるばかり…そんな方に今までのヨーグルトの常識を覆す「夜ヨーグルトダイエット」を紹介しよう。乳酸菌などの善玉菌がたっぷり含まれているヨーグルト。善玉菌の働きは、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を良くする、有害物質の発生を抑える、風邪をひきにくくする、花粉症などアレルギー症状の緩和、便秘の改善、肌荒れ改善など、様々な全身の健康に作用していると考えられる。
ヨーグルトにはこうした健康効果があることは以前から有名だが、夜にヨーグルトを食べることでどんな効果があるのだろうか。

■腸のゴールデンタイムに合わせてヨーグルトを食べる!
人間の体は、1日の中で、朝は排泄、昼は食べたものを消化し栄養の補給、夜間は吸収というリズムがある。朝にお通じがあったり、夜遅くに食べると太りやすいことからも、このリズムは実感できる。こうした体のリズムには、腸の働きが最も活発になる「腸のゴールデンタイム」があり、22時~翌2時がその時間帯だと言われている。この時間に合わせて腸を整えるヨーグルトを食べることで、腸のゴールデンタイムをさらに後押しすることができるというのが、夜ヨーグルトダイエットのメソッド。
夕食の時間帯にヨーグルトを食べることで、眠っている間に乳酸菌などの善玉菌が働いて腸が活性化し、腸内環境を整えたり、老廃物の排泄や有害物質を減らしたり、太りにくい体質作りに役立つとされている。

■夜ヨーグルトの食べ方
ヨーグルトを食べるタイミングは、基本的には夕食後。なるべく就寝の3時間前には食べ終えるのが望ましい。寝る直前や22時以降では体重が増加する可能性もあるため、できれば21時までにはヨーグルトを食べ終わると良い。目安の量は120g。種類により多少カロリーは異なるが、無糖のプレーンタイプ120gなら、75kcal~80kcal程度だ。脂肪分の高いリッチなタイプや加糖のものは避け、できれば無脂肪や低脂肪のものがベスト。甘味を付けたい場合は、はちみつを少量加えるとよい。また、夕食後に単体で食べるのではなく、料理にヨーグルトを使ってもOK。乳酸菌は熱に弱いので、なるべく加熱をせずに使用しよう。

ヨーグルトダイエット~ヨーグルトの使い方~

「ヨーグルトドレッシング」
プレーンヨーグルト 120g/エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1/塩 小さじ1/2/こしょう少々/砂糖 ひとつまみ
これらの材料をよく混ぜるだけ。生野菜にも温野菜にも合うため、野菜をたっぷり食べることができる。ヨーグルトの乳酸菌と野菜の食物繊維の両方を摂ることができ、腸にとっては一挙両得と言える。

「水切りヨーグルト」
水に強いキッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを入れて、数時間から一晩置く。ザルの下にはボウルや深めの皿などをセット。水きりをするとヨーグルトはフレッシュチーズのような味わいになるので、オリーブオイルと塩を少々かけてそのまま食べても美味しい。トマトやバジルと合わせてカプレーゼ風にしても合う。
水切りヨーグルトを作った際に下に落ちる水を「ホエー(乳清)」という。ホエーにはタンパク質やカルシウム、ナトリウムなどが含まれ栄養価が高く、しかも体に吸収されやすいので、そのまま捨ててしまってはもったいない。ジュースと割って飲んだり、肉を柔らかくする性質を持っているので、唐揚げなど肉を漬け込んだり、浅漬けの汁に入れる、スープやカレーなどの汁物に入れるなど、料理に活用してみてはいかがだろう。

牛乳だとお腹がゴロゴロしてしまう人でも、発酵させたヨーグルトならお腹に優しいため、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも豊富。イライラ防止や骨粗しょう症予防にも効果があるので、女性には特にオススメ!

マイクロダイエットネット調べ
http://microdiet.net/diet/000871.html

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