尖東(チムトン)生牡蠣とワイン「オープン・オイスター」

2015/09/22

Open Oyster
Open Oyster香港で生牡蠣を食べるという習慣は比較的新しいが、最近では香港内のさまざまなレストランで生牡蠣が提供されている、その「海のミルク」と呼ばれるに相応しいまろやかな味の虜になる人も少なくない。そんな生牡蠣好きにはたまらない絶品の味が楽しめるオイスターバー「オープン・オイスター」を紹介しよう。

2010年にオーナーのオーガスタス・チュー氏が尖沙咀東(チムサーチョイイースト)にオープンした生牡蠣とワインを専門に扱う同店は、生牡蠣ファンの間で人気の隠れた名店として知られる。生牡蠣とワインというと、高級で入りづらい店を予想しがちだが、同店はオーナーが愛するソウルミュージックが流れリラックスした雰囲気が魅力だ。

以前ノースウェスト航空に務めていたオーナーは、どこかへ飛ぶたびに現地の生牡蠣を食べ歩くほど生牡蠣には目がなく、その後2009年に、この趣味を仕事にしようと決意した。「長年の趣味をキャリアに結びつけることができるなんて、これ以上いいことはないよ」とオーナーは語る。そんなオーナー率いるチームは、フレンドリーで和気あいあいとしていながらも、キッチン、グリル、オイスターバーとそれぞれに実力派シェフを揃えている。

こだわりのソースを使った「ムール貝のクリームソース煮」

こだわりのソースを使った「ムール貝のクリームソース煮」

オススメの「タラとエビ、カニ肉のチーズクリーム添え」

オススメの「タラとエビ、カニ肉のチーズクリーム添え」

女性に大人気の「シーフードマンゴーサラダ」

女性に大人気の「シーフードマンゴーサラダ」

同店の人気の理由は、シェフこだわりの料理と顧客志向のサービスだ。「タラとエビ、カニ肉のチーズクリームソース添え」は、クリームソース好きには見逃せない一品。シェフが作る濃厚なクリームソースは海鮮との相性抜群だ。また、「ムール貝のクリームソース煮」は、残ったクリームソースを追加注文のバゲットでいただくのが人気。

さらに、22時以降はグリルメニューがほぼ半額になったり、生牡蠣好きには嬉しい「Wine  Loverʼs  Discount」というお得なディスカウントも登場。1人あたりワインを2杯飲むと、生牡蠣が普通の値段よりも格安の値段で食べられるのだ。また香港で初めて取り揃えたというチリ産の珍しい生牡蠣「TheHumboldt」は、今後も引き続き提供していくという。

最近では、個室を設置したり、生牡蠣とワインのペアリング・ワークショップを開催したりとサービスも充実。こういったサービスの裏には、「生牡蠣とワインについてもっと知って欲しい」というオーナーの本音とこだわりが込められている。週末には予約なしでは入れない「オープン・オイスター」、一度は訪れてみたい。

Open Oyster
住所:Shop54- 56, G/F., South Seas Centre, 75 Mody Rd., TST
時間:月~木 19:00~25:00、金~土 19:00~26:00、日 18:00~24:00
電話:(852)2366-3808

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