尖東(チムトン)和牛焼肉「純」個性豊かなスタッフを紹介!

2015/11/24

高級和牛が話題!和牛焼肉 純
多くの焼肉店がひしめきあう街、尖沙咀(チムサーチョイ)。その中でも佐賀牛が美味しく味わえる焼肉店があるという噂を聞きつけ、今回、尖東(チムトン)にある焼肉「純」に訪れてみた。
本誌、510号でも紹介した焼肉「純」。2回目の訪問となる今回は、美しさと、ゆきとどいたサービスを支えるスタッフの皆さんにスポットを当ててみようと思う。
まず初めに、同店の責任者を務める大沢氏。同氏は東京で7店舗を構える人気焼肉店「ぴゅあ」で統括を務め、香港2店舗の立上げを行い、この7月より本格的に香港へ移住し責任者となった。もともとホールやキッチンでの業務に精通しており、今でも店舗に立ち自ら和牛を捌いている。そんな同氏は、「香港人のお客様は、今まで高級部材のサーロインなどを注文することが多かったが、最近もも肉などの赤身肉を好むようになってきている」と語る。日々店頭に立ち続けているからこそ出るその言葉。香港に和牛焼肉が浸透してきた今日、舌の嗜好までも変えてしまってきているのかもしれない。
大沢氏に続き、ご紹介するのは同店店長のメイさん。この道20年のベテランで、以前は香港ペニンシュラホテルや日本の懐石料理店などで店長を勤めた経験を持つ。そんなメイさんは日本語を学ぶために日本へ留学していたこともあったとか。日本料理はもちろん、日本の飲食店でのサービスにも影響を受けてきたメイさんはこう語る。「私たちはお客様に対し、完璧なサービスを提供したい。味はもちろんのこと、サービスにも満足してもらいたい。」日本のおもてなしの心を持ち、いつも笑顔のメイさん。そんな彼女の笑顔に心を奪われているリピーターも多いことだろう。
店長のメイさんとホールスタッフのトシキさん

店長のメイさんとホールスタッフのトシキさん


責任者の大沢氏

責任者の大沢氏

最後にご紹介するのは、ホールスタッフのトシキさん。彼は日本人の父と香港人の母を持つ、いわゆるハーフ。しかも九州は福岡生まれの九州男児だ。10歳の時に香港へと移り住んで以来、日本語と広東語を駆使し、若くして香港の日系人気たこやき店で店長を務めたという経験の持ち主。香港人や日本人を相手に常日頃サービスを行なう彼に、どのメニューが1番注文が多いかを尋ねたところ、「1番はやはり和牛5種盛です。そして5種盛に使われる和牛の中でも、佐賀牛が1番好評を頂いております。」と語る。流暢な日本語が話せる彼は、客や大沢氏を含めた、スタッフからの信頼も厚い。


特選日本産和牛サーロイン盛合せ

特選日本産和牛サーロイン盛合せ

同店では佐賀牛を初めとした日本の和牛を多く取り揃えており、不定期ではあるが和牛フェアも行なっている。今月末までは熊本フェアが行なわれており、12月は飛騨牛のフェアを行なう予定とのことだ。大沢氏は、「食べたい和牛があれば、リクエストを受け日本から仕入れることもできます。一度ご来店していただければ。」とも語る。
そんな、客からのリクエストが可能な焼肉「純」。日本語が堪能で個性溢れるスタッフが常駐しているので、初めての人にも入店しやすいはずだ。近くに行った際は、ぜひ一度立ち寄ってみては。

和牛焼肉 純
尖沙咀店
住所:Shop No. 3,1/F.,Hilton Towers,96 Granville Rd.,TST
電話:(852)2723-3868
時間:12:00~15:00、18:00~23:00
銅鑼湾店
住所:15/F.,Henry House,42 Yun Ping Rd.,CWB
電話:(852)2807-0103
時間:12:00~15:00、18:00~23:00

 

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