オープンキッチンのあるお洒落なフレンチ「La Table de Patrick」中環

2016/01/05

フレンチ4フォアグラ・キャビアと並ぶ世界三大珍味の1つ「トリュフ」。キノコの一種ではあるが、人工的な栽培がほぼ不可能であることから非常に高価で流通し、味というよりも香りを楽しむ食材として知られている。一般的には「黒トリュフ」が高級レストランなどで用いられるが、それよりもさらに希少価値の高いのが「白トリュフ」だ。産出量がはるかに少ないため値段は黒トリュフの3倍以上する。そんなトリュフが惜しみなく使用された料理が現在、中環(セントラル)にあるフランス料理店「La Table de Patrick」でいただける。オープンキッチンのある落ち着いた空間で食事が楽しめる同店は、情熱的なフランス人シェフPatrick Goubier氏の店だ。さまざまな国で経験を積んだ同氏が提供する料理は、まるで芸術作品のような創作フレンチ。この度、同氏が考案したトリュフの香り漂う5品のコース料理を紹介しよう。
Morel and black truffle egg foam, bread soldiers:
卵と編笠茸、トリュフをムース状にした繊細なエスプーマに、さくさくの細長いトーストを添えた一品。
Chilled leek and potato cream, Morteau smoked sausage and black truffle:
モルトースモークソーセージと黒トリュフのスライスにニラとじゃがいもをとろとろに煮込んだクリームをかけ、さらに黒トリュフをトッピングしたもの。
Celeriac risotto, Parmesan and black truffle:フレンチ5
シェフの自信作という革命的なリゾット。米を使う代わりに、小さい玉のように細かく切ったセロリアックを使用し、それを通常のリゾットのようにクリームとパルメザンチーズで調理し仕上げに黒トリュフを盛り付けた料理。
Pan-seared pigeon breast, gizzard confit, green asparagus, black truffle sauce:
焼いたハトのむね肉とアスパラを赤ワインのグレイビーソースでいただく。贅沢にもフォアグラを添えトリュフも盛り付けられた上品な香り漂う一品。
Truffled Coulommiers:
全体的に柔らかくほどよいとろみがチーズ好きにはたまらない「クロミエ」。トリュフとチーズの組み合わせはワインとも相性抜群!
全ての料理にブルゴーニュ産ブラックトリュフを用いた同コースは、HKD850(+サービス料)で提供され、希少価値の高いアルバ産白トリュフにアップグレードも可能だ。一口一口を丁寧に味わいながらいただくコース料理は、フランスにいるような気分にさせ
てくれるだろう。フレンチ1 フレンチ2 フレンチ3

La Table de Patrick
住所:6/F., Cheung Hing Commercial Bldg., 37-43 Cochrane St., Central(入口はGage St.)
電話:(852)2541-1401
時間:月~金 12:00~14:30、18:30~22:30、土 18:30~22:30、日曜定休

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