香港17年!本格スペイン料理「Ole Spanish」中環(セントラル)

2016/01/07

スペイン2オシャレなレストランやバーが軒を連ね香港の夜の顔として賑わいを見せる中環(セントラル)では、レストラン間の競争率も激しく新しい店がオープンするのと同時に閉店する店も多いといわれている。そんな競争率の激しい中環にオープンして17年を迎える最も古いスペインレストランの1つ「Ole Spanish Restaurant & Wine Bar」がある。スペイン料理ならこの店!と巷でいわれているほど、長年変わらない味のクオリティーの高さとサービスの良さで人気を維持している本格的なスペイン料理店だ。
オーナーを務めるのは、1970年代に香港にやってきたCarmelo氏。当時は本格的なスペイン料理を味わえる場所は少なかったという。そこで彼はスペインの家庭料理を肩肘はらずに楽しめるレストランを中環にオープン。歴史を感じるスペイン情緒溢れるインテリア、気さくでフレンドリーなスタッフに心温まる料理の数々で訪れる人々を魅了し続けている。
多くのスペインレストランがオープンし、モダンなアレンジを加えた料理を紹介する中、同店ではアレンジをあまり加えずあえて王道でシンプルな味付けを心がけ、厳選した食材を用いたスペインの家庭の味がいただける。そんな同店では、今回、スペインの様々な有名レストランで腕を磨きイベリコ豚とラム肉料理を得意とするManuel氏を新たにスーシェフに向かえ季節限定のシーフードと肉のスペシャルメニューを提供する。
さっそく、いくつかの料理を紹介しよう。まずは、ランチとディナー時にお通しとして出されるタパスサイズの「自家製ミートボールとポテトサラダ」。トマトソースたっぷりのミートボールは、とても柔らかくてほのかなハーブの香りが食欲をそそるスペインのお袋の味。素朴でどこか懐かしい味のポテトサラダはホッとさせてくれる。
タパスメニューからは、4時間じっくり煮込んだイベリコ豚の頬肉の赤ワインソースにひよこ豆ペーストを添えた「Iberico pork cheekスペイン3 slow cooked in red wine」。肉汁たっぷりで驚くほど柔らかく赤ワインとの相性は抜群だ。次に、パイ生地でスペイン北部の特産といわれているアンチョビ、トマト、そして味のアクセントにお酢を加えた「Cantabricsaltedanchovies,pickledchili&tomato“pintxo”」。ほのかなパイ生地の甘さとアンチョビの塩気が絶妙の味のバランスを生み出している。メインにはスペイン北部のバスク地方の料理の「Atlantic Codfish stuffedwithBasquestylecrabmeat“Txangurro” and clams “ajillo”sauce」。新鮮なスズキの間に蟹の身を挟み、ニンニクとアサリのたっぷり入ったスープで煮込んであり、魚介の旨みが贅沢に味わえる一品。スペイン産の白ワインと一緒にいかがだろうか。本場のスペイン料理の味を楽しみたい方はぜひ一度足を運んでみよう。  スペイン5

Ole Spanish Restaurant & Wine Bar
住所:1/F., Shun Ho Tower, 24-30 Ice House St., Central
電話:(852)2523-8624
時間:月~金 ランチ 12:00~15:00、ディナー 18:30~24:00
土 ランチ 11:30~15:00、ディナー18:30~24:00
日曜定休
ウェブ:www.olespanishrestaurant.com.hk

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