セントラルのセレブシェフが旋風を巻き起こす！「8 Lyndhurst Terrace」

2016/06/29

かつてはミシュランレストラン「GOLD」を含めた5つのレストランのオーナー＆シェフで、セレブシェフと名高いハーラン・ゴールドスタイン氏と、2014年に人気ベトナムレストラン｢Viet Kitchen｣でスタートした比較的新しい飲食グループの「ZSホスピタリティーグループ」とがタッグを組み、この7月、中環（セントラル）にダインニングビル「リンザードテラス8」をオープンする。
まず、同ビル2階はタイレストラン「My Thai Thai」。ブルーと白の組み合わせを基調とし、モダンで洗練されたインテリアが並ぶ同店は、「タイ国内のさまざまなエリアを旅し、食を愛する裕福なタイ女性」がコンセプトで、本格タイ料理をベースに斬新なアレンジをミックスした料理を提供する。3階は中国語読みで「イタリア」を表す名を持つイタリアンレストラン「Ee Da Le（イーダーリー）」。落ち着いた色使いに、赤でアクセントを加えた店内レイアウトで、作りたての自家製パスタをはじめ、新鮮なシーフード、良質な肉などを使用した、大勢でシェアするのに最適なメニューが並ぶ。
5階、6階にはラテンの情熱が感じられるメキシカンレストラン「キューバンバン・バー」。80種以上のラム酒、テキーラ、メキシコ特産の蒸留酒の「メスカル」などスピリッツの種類も豊富に取り揃えている。オススメは、シンプルだからこそ味が問われるクラシックカクテルのオールドファッション。モヒートやマルガリータも試してほしい。20席あるテラスでは本場キューバの葉巻を楽しむ事もできる。
以前は高級レストランをメインに展開していたハーラン氏は、「時代は変化し今はもっと気軽にカジュアルな雰囲気でドリンクや料理を楽しめるお店が主流になってきている。時代の変化と共にシェフもレストランも変化しなければならない」と話す。そんな彼がオープンするレストランは、彼が世界中を旅し、その先々で食べたさまざまな料理から得たインスピレーションを、彼なりにアレンジして工夫を加えた料理が沢山。毎日でも通えて財布にやさしい、それでいて、食事もドリンクも美味しく楽しめる店になっているというから期待したい。一日を通して賑わう、セントラルの新しいグルメスポットなることだろう。