西營盤に来たら素材主義のモダンウェスタン料理を

2016/08/23

RHODA

ネイザン氏

ネイザン氏と海鮮 キャセロール(煮込み料理)

新旧入り混じった中にノスタルジックな雰囲気が漂うエリアの西營盤(サイインプン)。近年はお洒落なレストランやバーが多くオープンし、新しいグルメスポットとしても注目されている。そんな西營盤にスペインタパスバーの「22 Ships」、タイレストランの「Cha Cha wan」、そしてシーフードレストランの「Fish School」など話題の人気レストランを手がける飲食グループ「JIA Group」の新店「RHODA」がオープンした。同店は、エグゼクティブシェフには元「22 ships」と「Ham & Shelly」でエグゼクティブシェフを務めたネイザン・グリーン氏を迎え、カジュアルで気軽に通える近所のレストランをコンセプトに地元の厳選食材をメインに、エッジが効いていながらも、どこか親しみやすいファミリースタイルの料理の数々を楽しむことができる。

スロークック

スロークックのたこ、キュウリ、ミント、 玉ねぎと共に

店名は、料理の腕が抜群だったというグリーン氏の祖母の名前「RHODA」から名付けられた。もともとブッチャー(肉屋)だったグリーン氏は、その経験を活かし、様々な部位の肉を自家農園で栽培したハーブや野菜類と合わせて、素材本来の味を生かした料理を提案する。隠れ家のような店内では、テーブルを囲んで美味しい食事と会話を楽しむ喜びを再確認して欲しいという思いを込めて、お店の中央部にテーブルを設置したり、見通しのよいオープンキッチンでは調理するシェフの姿を眺めることができ、食と人との繋がりを大切にしている。

アスパラガス

アスパラガスとポテトピュレ、黒トリュフ乗せ

そんな同店では、その日入手できる新鮮な食材によってメニューを毎日変えている。メニューは「Snack、Cold、Grill、Something A Little bigger、Sides、Desserts and Cheese」の7構成。まずは「Snack」から、ワインとの相性も抜群な「レンコンのチップスとチキンのレバークリーム」でスタート。地元で採れた甘味のあるレンコンとチキンレバークリームの塩気が絶妙にマッチ。「Cold」からはシェフおすすめ、ハンガリーの国宝に指定されている希少種の豚のマンガリッツァの「頭と肩の肉のテリーヌのパイナップルのチャツネ添え」は赤ワインが進む味。そして、最も注目したいのは「Grill」から、炭の香りがアクセントになり食欲を誘う炭火焼きのの数々。スロークックで調理た後、炭火焼にしてキュウリのピクルスとミントを加えて爽やかさをプラスした「Slow cooked octopus cucumber, mint, pickled shallot」や車海老とスモークしたナスのグリル、「Salted king prawns, smoked eggplant, crispy shallot」は必ずトライしよう。最後に、「A Little Bigger」からは2日前の事前オーダーが必要なラムショルダー「12-hour slow cooked Hawke’s Bay lamb shoulder, stock vegetables」を。12時間スロークックで調理した肉はとても柔らかくてジューシー。口の中でとろける極上の味だ。

フリーレンジグリルチキン

人気メニューのフリーレンジグリルチキン

食事にはカジュアル、ヴィンテージ、ユニークなワインが一同に揃った種類豊富なワインを楽しもう。メニューにあるワインはすべて、ボトル、グラス、または、デカンタで楽しむことができる。

さあ、さっそく今話題のお店で美味しいワインと食事を楽しみにでかけよう。

RHODA

外観

RHODA
住所:G/F., Upton, 345 Des Voeux Rd. West, Sai Ying Pun
電話:(852)2117-5050
ウェブ:www.rhoda.hk
フェイスブック:RhodaHongKong

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