中環(セントラル)新感覚オーストラリア料理「Bellbrook」

2014/02/05

素朴な田舎町をイメージ、新感覚なオーストラリア料理を楽しむ

 パン  たまご  トマト

昨年、有名シェフ・ラリス氏がファインダイニングとしてセントラル(中環)にオープンしたレストランを、コンセプトを一新してリニューアルオープン。以前のクラシックなイメージと異なり、ビストロ風の肩肘張らずに気軽に気の合う仲間と楽しめるカジュアルなお店、コンテンポラリーオーストラリアレストラン「Bellbrook」だ。

同氏の故郷であるオーストラリアの牧場に囲まれた田舎町をイメージした、ウッディなインテリアは香港の喧騒を忘れさせてくれるほど心地よい。料理を待っている間、紙のテーブルクロスにクレヨンでイラストを描いたりメッセージを残したりと、自由に楽しむこともできる、今まで香港になかった新感覚のお店だ。

まず料理の最初に出されるパンには、かわいい植木が一緒についてきた。しかしなんとそれはマリネしたオリーブをバターに混ぜたものだ!そんな遊び心にワクワクさせられ、いったい次はどんな“お楽しみ”が出てくるのかと期待も膨らむ。

看板メニューの一つでもある「スコッチエッグ(Scotch eggs in the 852)」は、牛のミンチの旨味と半熟卵のまろやかさが絶妙なバランス。わさびソースを加えるとパンチが効いて更に味わい深くなる。

また、「ブラタサラダ(Burrata Salad with grilled Egg Plant &Tomato)」は必食。半分に割るとトローリとろける濃厚なブラタチーズに、焼きなすとトマトのマリネを合わせていただく。濃厚だが重さを感じさせず、カラダにも優しい一品だ。

メインにはオーストラリア先住民の料理をアレンジした「バラマンディの樹皮包み焼き(Barramundi Cooked in Aboriginal Paperbark)」を注文。バラマンディはスズキに似た白身魚で、それをオーストラリア特有のハーブやライムを使って木の皮で包みグリル焼にしたもの。炭の香りとは一風違った樹皮の香りが漂う一品だ。

  包み焼き   ステーキ  デザート

その他、編集部のオススメはカンガルーのステーキ。香港で食べることができるのはおそらく同店だけであろう。カンガルーの肉は脂肪分が少なくあっさりと食べられる。ヘルシー志向の方にはぴったりかも。

さあ、さっそくオーストラリアを感じに出かけてみよう。人気店なので早めの予約を忘れずに。

The Bellbrook Bistro oz by Laris
住所:2/F, 77 Wyndham St., Central
電話: +852-2530-1600
営業時間:ランチ12:00~15:00 ディナー18:00~23:00
サンデーブランチ 12:00~15:00

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