銅鑼湾(コーズウェイベイ)本格広東料理「翠亨邨(Tsui Hang Village)」

2014/04/07

40年の歴史を誇る老舗広東レストラン。昔ながらの香港飲茶はここで味わえる

広東料理  飲茶  香港飲茶

1974年にオープンして以来、本格広東料理レストランとして人々に親しまれている「Tsui Hang Village(翠亨邨)」。チムサーチョイ(尖沙咀)、セントラル(中環)に加え、昨年コーズウェイベイ(銅鑼湾)のLee Theaterビル22階に3店舗目をオープンした。伝統の味を守りつつも、時代の流れに沿ったアレンジを加えた料理が味わえると人気だ。今年の7月にオープン40周年を迎える同店は、古きよき時代の香港の味を楽しめる懐かしいメニューを再現したアニバーサリー特別メニューを用意している。

3月~4月は“Old Hong Kong Dim Sum”と題し、最近ではあまり見かけなくなった昔懐かしい点心の数々を用意。毎日のランチで楽しめるため平日はちょっと難しいという人でも安心だ。

まずは、蒸し豚とキノコのウズラ卵乗せ餃子と、シュウマイの豚レバー乗せの「双囍焼売(Double Happiness Dumplings)」。キノコ、鳩のXOチリソース和え、牛肉とオレンジの皮、そして豚レバーの4種の腸粉「四式手拉腸粉(Rainbow Rice Flour Rolls)」は見た目もカラフルで新感覚の味。

また、広東料理では欠かせないのがスープ。同店の「大三元(Triple Crown)Triple Crown」は、鶏足、鮑、クコの実、そしてチレッタを長時間煮込むことで甘みを最大限に引き出している。血液の循環を良くし、体を温める効果もあるという。

海老、マンゴーと胡麻の春巻きと、チキン・パイナップル・生姜の漬物を挟んだミニバーガー「紫蘿火鳳凰(Dragon & Phoenix)」は、どちらもミニサイズでフルーツの酸味が程よく加わり、あっさりいただける。鶏肉、ウズラの卵、椎茸、生姜が入った肉汁たっぷりの「籠仔雞球大包(Giant Chicken Bun)」はその大きさにびっくりするが、数人で分けて食べるのにちょうどいい。子どもにもぴったりだ。口直しのデザートには、梨の形をした揚げ餅とかぼちゃの形をしたスポンジそれぞれにカスタードクリームの入った「流沙金梨(Egg Custard Delights)」。外はカリッと中はもっちもちで、トロリとしたカスタードが甘さ控えめでぺロッと食べられる。

5月以降も、歴史ある同店のかつての人気メニューを再現し期間限定で提供している。さあ、早速その味を体験しに行ってみては。

Tsui Hang Village
銅鑼湾店コーズウェベイ(銅鑼湾)店

住所:22/F., Lee Theatre Plaza,
99 Percival St., CWB
電話:(852)2409-4822
営業時間:月~金 ランチ 11:00~15:00
ディナー18:00~23:00

セントラル(中環)店
住所:2/F., New World Tower,
16-18 Queen’s Rd. Central, Central
電話:(852)2524-2012
営業時間:月~金11:00~23:00    日祝日10:30~23:00
チムサーチョイ(尖沙咀)店
住所:5/F., Miramar Shopping Centre,
132 Nathan Rd., TST
電話:(852)2376-2882
営業時間:月~日 11:30~23:30

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