マリリンのぶらグル巡り Vol.78

2019/02/13

モダンポルトガルレストランで味わう冬の特別限定メニュー!!
「Casa Lisboa Gastronomia Portuguesa」

青と白を基調にした爽やかな雰囲気の店内

青と白を基調にした爽やかな雰囲気の店内

 

ポルトガル料理と言えば「マカオ」とまず最初に思い浮かぶ人が多いのではないだろうか。マカオはポルトガル領であったという点、香港からフェリーに乗ってわずか1時間で行ける距離という点も重なって、マカオでポルトガル料理を食べるというのは香港でもよくある話だ。

香港でも本格的なポルトガル料理を楽しむことができると好評だった老舗ポルトガル料理店「Casa Lisboa」は、中環(セントラル)のランカイフォンタワーに店舗を構えていたが2016年に閉店してしまった。しかし1年後の2017年、ウィンダムストリート(Wyndham Street)沿いのビル2階にモダンなポルトガル料理店「Casa Lisboa Gastronomia Portuguesa」を新たにオープンした。

店内は爽やかな白色と青色を基調にした落ち着いた雰囲気でガラス張りの窓からは通りを行き交う人たちを眺めて、オープンキッチンではシェフが料理を作っているシーンを見て楽しむことができる。フレンドリーなスタッフやアットホームな雰囲気の店内が料理をさらに美味しくしてくれる。もっと気軽にポルトガル料理を楽しんでほしいというコンセプトの下、一品あたりのボリュームは少なめに設定しているので、少人数でも様々な料理が楽しめるようになっている。もちろん大人数からでも楽しめる料理も取り揃えている。伝統スタイルのポルトガル料理は残しつつ、新鮮な食材を使用してひねりを効かせた新感覚のポルトガル料理を提供しているので、普段食べているポルトガル料理とは違う新たなテイストを発見できるに違いない。

今回は、8つのウィンタースペシャルメニューをご紹介しよう。寒い冬にお腹も心も温まる「Short Rib Jardineria」は、ポルトガルでは冬定番の野菜がたっぷり入ったシチュー。その他にもポルトガル発祥で後にブラジルで広く知られるようになった「Slow cooked Iberico Chop with bean stew Feijoada」。伝統スタイルのポルトガルシーフード料理店「Mariswueria」からインスピレーションされたというシーフードプラッター「Seafood Platter with seaweed butter, mango shallot and garlic lemon sauces」は、大きな海老、蟹、あさりなどが盛られている。またガーリックレモン、マンゴシャロット、ノリバターの3種類のソースもついてくる。

じっくり煮込んだ「Slow cooked Iberico Chop with bean stew Feijoada」

じっくり煮込んだ「Slow cooked Iberico Chop with bean stew Feijoada」

ボリュームたっぷりの「Seafood Platter」

ボリュームたっぷりの「Seafood Platter」

 

ポルトガル産の赤海老を伝統的な“Bullhao Pato”スタイルで調理した「The Carabineiros Escalados a Bulhao Pato」は甘みとエボのエキスがギュッと詰まっていて味わい深いに仕上がっている。料理には、どうせならポルトガルワインを合わせて楽しもう。デザートには、お腹一杯でも丁度良いサイズのミニポルトガルエッグタルト「Pastel de Nata‒mini Portuguese egg tart」を忘れずに。

エビのエキスがしっかり詰まった「The Carabineiros Escalados a Bulhao Pato」

エビのエキスがしっかり詰まった「The Carabineiros Escalados a Bulhao Pato」

サイズ感がちょうどいい「Pastel de Nata ‒ mini Portuguese egg tart」

サイズ感がちょうどいい「Pastel de Nata ‒ mini Portuguese egg tart」

 

 


Casa Lisboa Gastronomia Portuguesa
住所:2/F., Parekh House, 63 Wyndham St., Central
電話:(852)2523-8624
時間:ランチ 12:00~15:00、ディナー 18:30~24:00
ウェブ:www.casalisboa.com.hk

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