マリリンのぶらグル巡り Vol.102

2019/08/14

注目のレストランで大人に味わう江南料理!「OldBailey」

2018年に完成した旧中央警察署の跡地を大規模にリノベーションしてカルチャーとアートの発信地としてオープンした「大館(タイクン)」。歴史、芸術を体験できる場であり、現代美術、舞台芸術、歴史について学んだり鑑賞したりすることができる。そんな「大館」内にお店を構えるモダン中国レストラン「Old   Bailey(奥卑利)」を紹介する。同店は、香港で中国料理のお店「Duddle」やタイレストランの「CHA CHA WAN」など人気レストランを展開している飲食グループ「JIA Group」の展開しているお店でオープン当初から高い評価を受けて人気のお店。日本のテレビ番組や雑誌でも取り上げられたことのある注目のお店。

同店の料理は中国・江南地方の料理といわれ(上海周辺の杭州、紹興、蘇州、鎮江などの料理の総称)、旬の食材を比較的あっさりした塩や黒酢の味つけと美しい盛り付けが特徴。

 

明朝時代の邸宅をモチーフにしたモダンなインテリアのレストラン江南は肉や魚を食べない素食文化が発展した土地でもあるため、メニューの8割はヴィーガン対応となっている。また種類豊富な中国茶も魅力的だ。また、味付けは塩味ベースで薄味。黒酢などもよく使うので、日本人の口に合うお料理が多い。

店内のインテリアは、明朝時代の邸宅をモチーフにしたモダンなインテリアで、広々とした解放感のある空間で外の喧噪を忘れてゆっくり食事を楽しむ事ができる。さっそく同店のおすすめメニューを紹介しよう。まずは個性派小籠包「Sichuan spicy xiaolongbao」。四川料理でおなじみの麻辣が入ってい麻辣の辛さというよりも、香しいアロマが味わえる。ビーツでほんのり赤みをつけたソースが、薄い皮から透き通って、見事な出来映えで中に入っているたっぷりのスープも優しい味。

包丁でたたいて挽肉にしたフランス産オーガニックポークを使用した肉団子「Red-braised Lion’s Head Hand-minced Organic Pork Meatball」は、驚く柔らかく紹興酒と黒酢が効いていて一度食べたら忘れられない味。中国茶で燻製にした鳩のお肉「Longjing tea smoked pigeon」は、品のある香りが上質な気分にさせてくれる。同店の料理長が幼少期に食べていたといわれるハンカチヌードルという麺料理の「Old bailey’s Village style handkerchief pasta」は、オーガニック野菜を合わせたシンプルな料理で心温まる味。

さあ、さっそく今話題のレストランで絶品江南料理を満喫しよう。


OldBailey

住所:2/F., JC Contemporary, Tai Kwun(Former Central Police Station),10 Hollywood Rd.,Central
電話:(852)2877-8711
時間:12:00~23:00
ウェブ:www.oldbailey.hk/en_US

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