マリリンのぶらグル巡り Vol.114

2019/11/13

maririn

マリリン:話題のお店を中心にローカル店など数多くのお店を食べ歩きながら、趣味のヨガやハイキングも楽しむ香港在住歴9年の日本人女性ライター。

上海ガニの季節がやってきた!
季節限定の旬な味に舌鼓!
「Old bailey」

大館1 2018年に完成した旧中央警察署の跡地をリノベーションして新たなカルチャーとアートの発信地としてオープンした「大館(タイクン)」。連日多くの観光客でも賑わいを見せる大館は、カルチャーとアートの他にも魅力満載の人気レストランやバーが立ち並び人気のグルメスポットとして確固たる地位を獲得している。

今回紹介するのはそんな大館にお店を構えるモダン中国レストラン「Old Bailey(奥卑利)」。同店は、日本の雑誌やテレビ番組でも数多く取り上げられ、日本人観光客からも人気のお店。香港には何度も来ているから、チョットいつもと変わった現代的な中国料理を試してみたいという人にもおススメ。

そんな同店から、季節限定の上海ガニのメニューが登場。上海ガニの美味しさは甘みのある身、そして何といっても濃厚なミソ。2ねっとりと舌にからみつく黄金色の蟹ミソは極上のウニにも例えられ、一度食べたら忘れることはできないだろう。そんな上海ガニは通常収穫がピークになる9月から11月にかけてが旬。カニは体を冷やすと言われているので体を温めてくれるショウガ茶や紹興酒と合わせて食べられている。この時期になると食べたくなる季節の味。蟹身を楽しむ日本の蟹とは異なり蟹みそを楽しむ!そんな上海カニを同店で思いっきり楽しんで。

3 同店では、北海道産のプレミアム毛ガニを使用。品質の高い上品なカニを楽しむ事ができる。まず前菜には、蟹ミソをたっぷり包んだ小龍包。イベリコ豚入りと蟹味噌のみの2つが味わえる「Steamed fresh hairy crab roexiaolongbao」。燕の巣とカニ味噌を煮込んだ「Braised imperial bird nest, hairy crab roe」。4ちょっぴり贅沢な組み合わせが魅力。そしてメインには、シンプルに蒸した210gの大振りの蟹を。たっぷりの生姜と共に黒酢につけて。小エビを炒めてカニ味噌を加えた「Braised river shrimp, hairy crab roe」はご飯との相性抜群。カニ味噌と蟹身をソテーした「Sautéed hairy crab meat, hairy crab roe」は濃厚な味を贅沢にも味わうことができる。単品メニューの他には、上海ガニを思う存分楽しめる8コースのディナーセットメニューも用意している。

5

一年に一度しか味わえない上海ガニをたっぷりと味わいに出かけよう。

 

 


Old Bailey(奥卑利)

住所:2/F., JC Contemporary, Tai Kwun, Old Bailey St., Central
電話:(852)2877-8711
ウェブ:www.oldbailey.hk

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