マリリンのぶらグル巡り Vol.142
マリリン
話題のお店を中心にローカル店など数多くのお店を食べ歩きながら、
趣味のヨガやハイキングも楽しむ香港在住歴11年の日本人女性ライター。
韓国のミシュラン2つ星シェフが提供する
モダンな韓国 「Hansik Goo」
![新鮮なキムチの盛り合わせ「Kimchi of the Day」](http://www.pocketpageweekly.com/wp-content/uploads/2020/06/041c8e89b678b46731ac2144bc87c2e72.jpg)
新鮮なキムチの盛り合わせ「Kimchi of the Day」
![梨があっさりとした味わいを 醸し出す「Yukhoe」](http://www.pocketpageweekly.com/wp-content/uploads/2020/06/49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b73-300x225.jpg)
梨があっさりとした味わいを醸し出す「Yukhoe」
韓国料理に新風を吹かせ、韓国国内では評論家などが選ぶランキングでは常にベスト3位をキープ、アジア50ベストレストランでは常に10位以内、かつミシュラン2つ星を獲得しているレストラン「Mingles」。そんな韓国国内だけでなく国際的な注目を集めている韓国レストランが香港の飲食グループ「ZS Hospitality」とタッグを組んで香港でも珍しいモダン韓国料理のレストラン「Hansik Goo」をオープンした。
同店のエグゼクティブシェフは、韓国で自身のレストランを始める前に海外で腕を磨き、世界的に有名な日本食レストラン「NOBU」にて最年少の若さでヘッドシェフを務めた経歴もあるほどの腕の持ち主。そんな彼女の作り上げる料理は、伝統的でありながら創造性豊かなアイディアをたっぷり盛り込んだメニューとなっている。
![韓国のコンフォートフードの 「Korean Fried Chicken」](http://www.pocketpageweekly.com/wp-content/uploads/2020/06/588f5dc5c85286438783f2302a488dbe3-300x225.jpg)
韓国のコンフォートフードの「Korean Fried Chicken」
店名の「Hansik Goo」は韓国語で家族で食事を囲むという意味で、伝統的な大皿の韓国料理だけではなく小皿料理の数々を家族や友達とテーブルを囲んで楽しむ事のできるメニュー構成になっている。あまり奇をてらったギミックを用いないスタンスでありながら、決して新鮮さを失わないところに稀有なセンスを感じる。現在ソフトオープンの同店では、韓国の特徴的な味をバランスよく取り入れた8コースのテイスティングメニューを提供している。
さっそく、そんな同店のコースメニューをいくつかを紹介しよう。オーストラリア産和牛を使用した韓国スタイルのステーキタルタル「Yukhoe」は韓国産の梨、アーティチョークのスライスチップス、そして鶉の卵を乗せて。人参鶏スープと、韓国のフライドチキンをアレンジを加えた「Samgye Risotto」は、固定概念を取り払って味の融合を楽しもう。牛肉のスライスを自家製韓国醤油(カンジャン)でマリネしレタスで包み、サイドにはお米の麺にキノコとネギを添えた「Bulgogi」は新感覚を楽しんで。麺料理には、コチジャン、キムチ、ゴマの葉、そしてUSビーフのショートリブを合わせた「Bibim-Guksu」を。どの料理も伝統的だけど革新的でワクワクしながら楽しめる創造性豊かな料理だ。
![自家製韓国醤油が 決め手「Bulgogi」](http://www.pocketpageweekly.com/wp-content/uploads/2020/06/3d286c066077720590e492e614c9bbcc3-225x300.jpg)
自家製韓国醤油が決め手「Bulgogi」
さあ、さっそく韓国の凄腕シェフの料理を味わいに足を運んで見ては。
![前菜としてサーブされる「Bugak」](http://www.pocketpageweekly.com/wp-content/uploads/2020/06/20cfce153c6dcbd30dc35695758066ae3-300x225.jpg)
前菜としてサーブされる「Bugak」
Hansik Goo
住所:2/F., 8Lyndhurst Terrace, Central
電話:(852)2798-8768
時間:月~日18:00~22:00
ウェブ:www.hansikgoo.hk