いつもいつでもやさしくて

知人に紹介頂いて奈良少年刑務所詩集「空が青いから白を選んだのです」を読んでます。
幼くして犯罪に手を染めてしまった少年たち。
誌を書いたこともない彼らが書いた詩。それは本当に真っ直ぐで私のココロに響きます。
同じ多感な少年をもつ母として涙なしに読むことはできません。

誌の題材として多いのはやはり「お母さん」。
そう。すべての人の根っこはやはりお母さんなんだなあ。

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「いつもいつでもやさしくて」

ぼくが泣いて帰ったときも怪我してかえったときも
いつもいつでもやさしくて

ぼくがはじめてウルセーって言ったときも
初めて学校で問題をおこしたときも
いつもいつでもやさしくて

ぼくが落ち込んでいるときも反抗したときも
いつもいつでもやさしくて

そんなやさしい母さんだから
ぼくもやさしくしようって気持ちになる

でもぼくの中には「俺」がいて そんな「俺」は時々
なにかに当たり散らしてブツかって生きたかったんだ

でもあなたはいつでもいつでもやさしくて
だから本気でブツかれなくて
だから本気でわがまま言えなくて
だから本気でさびしくて

やさしさで包んでくれる母の愛

ぼくは幸せだけどその「愛」が「やさしさ」が
ぼくの中の「俺」を不自由にする

「俺」を母さんの前でじゆうにして
本気で手足をバタバタさせたい いつもいつでも

でも母さんに迷惑かけたくないんだ

そう　そのやさしさの前では

いつもいつでもやさしくて

寮美千子編
奈良少年刑務所詩集
「空が青いから白を選んだのです」より
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これを読んだとき、本気でね。「帝王学STRをお母さんたちに伝えなくてはならない」と思いました。
だってワタシの優しさとアナタの優しさは違うから。

我が家も子供たちといくつものすれ違いを経験しました。
言えば言うほど貝になる。愛すれば愛するほど遠くなる。愛してるのに伝わらないもどかしさをたくさん経験してきました。

心理学、コーチング、統計学、哲学、、頭では理解できても、そのときだけ。私の行動が変わらない。それは、「腑」に落ちていなかったんだと思います。
だって、セミナーや本の言っていることは、1人の人、1つのカタチの理解でしかないからです。人は誰しも自分しか生きたことがない。
人の気持ちを理解することなんて多分一生できないのです。たとえそれが最愛の子供であっても。

帝王学STRは2500年前から語り継がれる真の叡智です。人は生まれるときを選んで、今生の宿命を決めて生まれてきました。
「自分のカタチ、家族のカタチ」を知
れば生きるのがもっと楽になるのです。
「自分と子供は違うんだ」ということが「腑」に落ちたとき、悩んでいたお母さんは涙されます。
「ああ、私のせいではなかったんだ」「この子が悪いのではなかったんだ」
それだけで明日から言葉が変わるのです。
子供と繋がることができるのです。

今3日間の「帝王学STR基礎講座＠東京」中です。
どんどん楽になっていく受講生のお顔を見ながら、お伝えする私が一番クリアになっていきます。
また「自分と世界を幸せにする」お仲間が増えて嬉しい限りです。

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 Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪

zets_ppw@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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