香港返還25周年記念
街中は「25」の数字でいっぱい

7月1日は香港返還記念日。街中を歩いていると実はいたるところに「25」の数字が見えるのをご存知だろうか？ 普段速足で歩いてしまう方も少し歩を緩めて周囲をご覧いただきたい。
　香港のアート、スポーツ、旅行、暮らしなどたくさんのイベントを実施する康楽及文化事務署（Leisure and Cultural Services Department）では、香港返還25周年を記念して、さまざまな計画を実施している。例えば「花悅滿城（Blossom Around Town）」。これは6月から10月にかけて、香港の51ヶ所の公園の美化を促進するもの。色とりどりに咲き乱れる花壇やフラワーウォール、テーマエリアなどが香港の主要スポットに展開されている。

香港九龍公園では「朱羅記迷宮（Jurassic Maze）」が楽しめる。文字通り迷路なわけだが、所々に恐竜の生態についての説明カードがあり、探検しながら恐竜の知識を増やすことができる。ウェブと連動してゲームに参加することも可能。またスタンプカードもあり、香港中の数ヶ所のスポットを回ると最後には小さなプレゼントをゲットできるチャンスも。お子さんと一緒に集めてみるのもおもしろいだろう。この展示は7月17日まで。九龍公園のプールの隣なので、水遊びのついでにぜひ立ち寄ってみて。

また、沙田公園には巨大なケーキ型フラワーモニュメントも出現。メルヘンはデザインは香港の人のフォトスポットになっている。

公園以外の何気ないところ、コンビニや街頭広告など気づけば「25」だらけなのだ、実は。あなたが発見した「25」を編集部まで送付いただければ、ユニークなプレゼントがあたるかも（冗談です）。（PPW編集部）

Photos:康楽及文化事務署
https://www.lcsd.gov.hk