香港在住の日本人主婦によるリレーエッセイ Vol.234

2022/11/30

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Vol.51

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海外のバースデーパーティー事情

1 (1)香港には、子どものバースデーに命をかける親がたくさんいるのです。例えば、レストランを貸し切ってピザ作り体験ができるパーティーや、ジムナスティックパーティー、ビーチパーティーなどなど。手の込んだ飾りつけやピニャータ、来てくれたお友達全員に渡すプチギフト、豪華なケーキなどはお約束です。
子どもだけを送り届けるか、または親もジョインするという選択もできます。親もジョイン形式なら、それなりの料理とお酒も必要となってきます。なので、アマさんがいるとかなり助かりますよね。香港らしいバースデーパーティーになります。add43 (1)さて、パーティーにかかる費用の総額は約77,000日本円が平均と言われています(私調べ)。特に小学生になってくると、クラスメイト全員を呼んだりするので大変です。日本はどうだったかな、と思い出してみると小学生時代は仲良い子4人ほど家に呼んで祝賀した記憶があります。当時は家が主流ですね。現在日本のバースデー事情を調べてみますと、92%が友達と誕生日会を開催しないと答えているんです。
それにはびっくりしました。この背景には共働きの家庭が増えた、放課後は習い事や塾などで子どもが集まりづらくなった、など家庭環境が要因なのかと思われます。これも、日本社会の世知辛い盲点かと思ってしまいます。
塾に習い事に忙しいのはどの世界も同じなので、国民性や歴史、共働きに優しい社会かどうかということが原因ではないでしょうか。子どものみのバースデーも良いのですが、親参加型はなかなか接点のない親同士の交流の場になってなかなかいいもんです。お酒の力もあって親ももれなく楽しい会になるので親子共々最高ですよね。出来る限りお友達を呼んでバースデーしてあげたいな、とは思います。動ける身体と心でいたいです。2 (1)5

来年の2月が次女のバースデーなのでちょっとモヤっとしております(笑)。バースデー貯金を今からスタートしておこうかな。また、当日のレポもコラムでさせてくださいね。

リサーチソース
海外ならではの豪華なバースデー
企画進行は親のがんばり
バースデー貯金始めます

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e-ko.のプロフィール

2児の女の子のママ。17年間の某有名アパレル企業で働き、主人の香港転勤により退社。毒舌コラムの評判も上々。AB型のよくいう天才肌で、自己肯定感高めな酒好き。香港のキャリーブラットショーなんて言わしてもらってます。好きな言葉は「なんとかなるさ」

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