いまが旬!子どもと楽しむ収穫体験

2023/01/11

旧正月休みのお出かけにもオススメ!
子どもと楽しむ
いまが旬の収穫体験

お正月休みが終わったと思ったら、今度は旧正月休み…。小さな子どもを持つ香港ステイ組は、行く場所にも悩んでいるのではないだろうか。ディズニーランドやオーシャンパークも楽しいけれど、自然のありがたみを学びに、農園で収穫体験をさせてみるのはいかが? 野菜ぎらいのお子さんも、自分で収穫したものならきっと美味しく食べてくれるはず!

均等な大きさで真っ直ぐキレイに並んだスーパーの食べ物を見ているだけでは、普段口にする野菜がどうやって生え成長しているのか、なかなか知ることができないもの。今回は、新界にある農園、有機大王農莊でこの時期できる収穫体験をご紹介しよう。8910

◆1~2月にできる収穫体験
イチゴ・トウモロコシ・有機大根・有機サツマイモ・有機ニンジンなど。また日本では夏に咲くイメージが強いヒマワリも、例年この時期に満開の畑を見学することができる。

食べ比べもできる多品種の「イチゴ狩り」
香港では、12月上旬から3月末ごろまでのあいだ楽しめるイチゴ狩り。日本種や韓国種など品種の違うイチゴが並んでいるので、食べ比べをしても良さそう。グラム売りなので摘んだイチゴを計測して支払いを済ませよう。すぐ横の手洗い場で洗って、摘みたてのイチゴをその場で食べることもできる。21

フルーツ並みの糖度「トウモロコシ狩り」
生で食べられる北海道種の白いスイートコーンも、例年10月末ごろから登場する。その甘さからフルーツトウモロコシとも呼ばれるこの品種。もぎ取ったばかりのトウモロコシを畑の前でかぶりつくことができるのは、収穫体験の醍醐味だ。高くそびえるトウモロコシ畑の、まるでトトロのような世界観も子どもたちの思い出づくりにぴったり。43

抜けた時の喜びは格別「大根収穫」
絵本「おおきなかぶ」の如く、抜くのが大変な大根。でもその分、収穫できた時の喜びはひとしおだ。横で農家のおばちゃんが「ジウジウ、ジウジウ(グリグリして)、マン!(抜いて!)」と声援を送ってくれるのも楽しい。採りたての大根はえぐみも少なくみずみずしいので、持ち帰ったらスティックサラダなどにしてそのまま食べるのがいちばん!5

土いじりはみんな大好き「サツマイモ掘り」
スコップと手を使って夢中になって収穫できるのがイモ掘り。土に触れる機会の少ない香港では貴重な経験だろう。ぴょんぴょん飛び回るコオロギやカエル、土の中から顔を出すミミズなどにも出会うことができる。時期によっては大人の顔以上の大きさに成長したイモを掘り起こせることも! 有機なので虫食いがある場合もあるが、持ち帰るときにキレイなイモと取り替えてくれる。
同園のサツマイモは、なかがニンジンのようなオレンジ色。甘みもあって美味しいが、味もどことなくニンジン風味なので、天ぷらなどにして揚げて食べるのがおすすめだ。76

同じ敷地内にある錦田郷村俱樂部には、子どもが楽しめる乗り物や動物の餌やり、DIYワークショップ、サッカーゴール付きの広い芝生エリアなどもあるので、収穫体験をしたあとに遊んで帰ることもできる。
五感が刺激され子どもたちの可能性が育つと注目されている農業体験。お店で買うよりやや割高だが、収穫を通して食育できる貴重な場所だ。

有機大王農莊 士多啤梨園
MTR錦上路駅からミニバス601で約10分、錦田村俱樂部前で下車。
www.yl.hk/ktsb

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