なんでもない幸せ

昨年末に息子たちが、旧正月に主人が上海から帰ってくるのに合わせて、
愛知の自宅に帰っていました。
そもそも私たちにとっての自宅って「そこにある」ものであって
「帰る」ものではなかったですね（笑）。

2020年の春節休みに家族で帰ってきてから
あれよあれよという間にコロナが蔓延し、
三男高校入学のため残っていた私は上海に帰れなくなってしまいました。

お正月息子たちと自宅で過ごしながら、
この3年のことを振り返っていました。

主人が東京発着なので迎えに行く新幹線の中で
急にドビュ～～ンと涙腺が決壊してしまいました。
しゃくりあげるように大号泣。
車内空いていたのが幸いです。

以前上海地下鉄の中で
「私お父さん大好きだった～～～」と大号泣したのを思い出しました。
それを考えていたわけでもなく、ほんとに突然！！
感情が大暴走します。

今回は「私よう頑張った～～～～」でした。
帰るか？帰れないか？
どこに住む？からはじまり
三男入学
愛犬の死
長男就職浪人
次男美大受験
そして、、私はどう生きる？
小さなことから大きなことまで選択の連続でした。

時代の大きな変化の中みなさんもそうだったのではないでしょうか？

この3年はこれまで生きてきた中でも
破壊と創造を繰り返し、

見たことがない世界の連続でした。
それゆえに3年前のことがはるか昔のことのようです。

家族と過ごした1ヶ月。
「あそこに新しいお店できたね」
「あの映画よかったよ」
「ちょっと喉がいたい」
など、なんでもないことを誰かに話せるというだけで
一緒に共有できることが幸せなのだと感じました。

幸せのハードルは低いほうがいい。
小さな感謝をたくさんできる
そんな1年にしたいと思います。

 Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中♪
zets_ppw@pocketpage.com.hkまでお問い合わせください。

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