【香港の夜景】を別視点から堪能しよう!

2024/05/15

世界3大夜景のひとつにも挙げられる、香港の煌めく摩天楼。でも、ただ眺めるだけじゃつまらない!そんなあなたにおすすめの、いつもとちょっと違う夜景の味わいかたをご紹介。

 

 

【船から見る!】
Aqua Luna・ナイトクルーズ1

水面に映るネオンをゆったりと眺められる遊覧船、アクアルナのナイトクルーズ。伝統的なジャンク船を再現した大きな赤い帆が何とも絵になる。船内では、甲板に設置されたソファに身を沈めながら夜風と共に乾杯することも可能。毎晩行われているレーザーショーを船上から観覧するシンフォニー・オブ・ライツクルーズや、夜10時出航の週末限定ロマンティッククルーズなど、目的に合わせて選択できるのも嬉しい。

シンフォニー・オブ・ライツクルーズ
大人HKD330/4~11歳HKD230/4歳未満 無料
ロマンティッククルーズ(金土限定)
大人HKD290
www.aqualuna.com.hk

 

 

【歩いて見る!】
ビクトリアピーク登山

2香港の夜景を語る上で、この場所は避けられない。そう、香港島の最高峰、ビクトリアピークだ。ここへはピークトラムで登るのが定番だが、長蛇の列に並んでまでは…という人には、中環からのナイトトレイルがおすすめ。ミッドレベルのエスカレーターを使えば、最短1時間ほどで登れてしまう。道中、美しい夜景とピークトラムを一緒に写真に収めることのできるスポットも。山頂にはレストランやバーがあり、タクシーなどでも下山できるので、気軽に夜登山が楽しめる。

 

 

【ワイワイ見る!】
貸切トラムパーティー

3お祭り好きな人には、夜のパーティートラムなんていかがだろう。オールドスタイルにデコレーションされた特別なトラムを貸し切りにできるこのツアー、24時まで利用可能で、価格はHKD2,100/時間から。大勢で割れば、それほど負担は大きくない。飲み物や食べ物の持ち込みもオーケーだが、それが面倒ならオプションでケータリングサービスも利用できる。金融街の高層ビル群を見上げながら、仲間とワイワイ盛り上がろう。
www.hktramways.com

 

 

【ショーを見る!】
ドローン&花火のナイトイベント
↑不定期開催シンフォニー・オブ・ライツ連動花火の鑑賞ポイント

↑不定期開催シンフォニー・オブ・ライツ連動花火の鑑賞ポイント

昨今、ナイトイベントでよく用いられているのが、盛大な花火と、最新技術を駆使したドローンショーだ。特に政府観光局は、香港のナイトライフをこの2大アイテムを使って盛り上げようと力を入れている。4 今年1月には、ドローンによる見事な龍や孔雀が夜空を舞ったほか、スマホを空中にかざすと観光ガイドやショッピングクーポンなどが手に入るQRコードも、ビクトリアハーバー上空に浮かび上がった。さらに今後、重要な祭日に合わせて、花火やドローンによるショーを定期的に開催することを決定。5月1日には、初となるシンフォニー・オブ・ライツとの連動花火が打ち上がった。

また香港ディズニーランドでは、期間限定イベント「Marvel Season of Super Heroes」の一環として、夜のドローンショー「Find Your Super Power: Battle in the Sky」を6月10日まで開催中。マーベルのヒーロー達が次々と上空に浮かび上がる様子には、子どもだけでなく大人も大興奮間違いなしだ。6 (1)

 

 

 

上から目線!? の街めぐり
夜のオープントップバス体験記

main夜風を感じながら流れる景色を楽しめるナイトアクティビティ、夜行オープントップバス。日々の通勤はバスだし、夜景だって毎日見ているし…と、長年香港に住んでいながら未経験だった編集部Aですが、日本から来た友人のアテンドで時間が余った日、あまり期待せず乗り込んだこのバスが思いのほか満足できたのでご紹介します!

 

オープントップバスは、予約が必要なツアータイプもありますが、今回利用したのは乗降り自由な「人力車観光バス」。尖沙咀と中環から片道運行していますが、この日は尖沙咀の始発停留所から乗車することにしました。

私たちが着いた頃にはすでに30人ほどの列ができておりやや焦りましたが、アプリで確認すると20分で到着するとのこと。まあそれくらいならと待つこと40分…。やっとバスが来ました。2階に乗車できる人数には限りがあるためヒヤヒヤしましたが、なんとか全員分の座席は確保。さあ、出発です!1 (1)

まずはネイザンロードを通って西九龍へ向かいます。昔のように、ギラギラした巨大看板の下を駆け抜けることはありませんが、見慣れた景色を違った角度から味わうのもいいものです。戯曲センターなどライトアップされた最新スポットをひと通り流し見して、再び尖沙咀方面へ。2 (1)

バスはビクトリアハーバー沿いを進み、いよいよ香港島へ向かいますが、泊まっていたホテルが近かったため、友人はホンハム駅前のバスターミナルで下車。ここまででも十分満足できましたが、私はそのまま乗車することに。なぜなら、クロスハーバートンネルの天井を間近に感じたかったから…。3

こんな機会、香港に住んでいても滅多にありません。手の届きそうなスレスレ具合に興奮しつつ、絶対に見返すことのないであろう天井の写真を撮りまくります。4

トンネルを渡って香港島に入ると、金融街を抜けて海側へ進みます。摩天楼が最高。イルミネーションシーズンはさらに盛り上がりそうです。終点は中環のフェリーターミナル。1時間弱のバス旅でしたが、思いがけず旅行客気分で香港のナイトライフを満喫できました!5

 

人力車観光バス・おすすめポイント!
・とにかく安い!
・事前申込み不要! (ほかの公共バス同様、乗車時にオクトパスをタッチするだけ)
・好きな場所で乗降り可能
・何度も乗降りできるフリー乗車券もあり

 

人力車観光バスH2Kライン
19:00~22:00
片道HKD41.8 (1デイパスHKD200、ナイトパスHKD100)
※いずれも12歳以下および65歳以上は半額、4歳未満は座席を使用しなければ無料
www.rickshawbus.com

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