香港おすすめ紅葉狩りスポット!

2014/12/15

朝晩冷え込むようになり、そろそろコートが必要かな…と思うころになると、香港も晩秋。落葉樹が色づき始め、11月中旬から12月が紅葉狩りのシーズンになる。とはいえ、今年は11月中旬になってもあたたかい日が続き、紅葉も遅れているようだ。これまでは紅葉狩りといえば日本や北京だったが、ここ数年、香港でも楽しむ人達が増えてきているという。ちなみに香港で見られる、先が3つに裂けた葉はカエデ(楓)でなくマンサク(楓香樹)だそう。その他、ラクウショウ(落羽松)とメタセコイア(水杉)などの紅葉も美しい。紅葉はどこでも見られるが、スポットとして有名なのは、荃湾城門水塘、元朗大棠郊野公園、大埔滘郊野公園、馬鞍山郊野公園山頂、紫羅蘭山など。今回は編集部おすすめの3スポットを紹介しよう。

紅葉が夕暮れと共演

元朗大棠郊野公園

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プチハイキング気分で出かけてみよう。元朗大棠郊野公園はユンロン(元朗)の中心街から5キロ程度のところにある。紅葉が見られるのは「楓香林」という一本の道。約400本~500本の落葉樹が植えられている。見ごろは11月下旬より。一番いい時間帯は夕暮れだが、人気スポットなので時間に余裕を持って出かけよう。園内にはバーベキューエリアもある。BBQで暖をとりながら日の暮れを待つのもいいかも。

アクセス:朗屏ウェストレイルからK66番バスに乗り、終点で下車。大棠山路路口から、約30分、山を登る。バーベキューエリアからすぐ大棠自然教育徑に入る。

 

人口池に映る風景も見ごたえあり

青衣公園

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街中の喧騒から離れて、手軽に紅葉狩りに出かけたいと思ったら青衣公園へ。MTRチンイー(青衣)駅から歩いてすぐのところにある。園内に入ると、小鳥のさえずりが聞こえてくる。紅葉の見所は気温の低下とともに葉が赤くなるラクウショウとメタセコイヤ。これらの木々が公園内の人口池を囲むように植えられており、水面に映る風景が美しい。特にラクウショウの葉は細くて鳥の羽のように柔らかく、通常の紅葉とは異なる風情が味わえる。園内には展望台や子供用遊具もある。

アクセス:MTRチンイー(青衣)駅下車、徒歩10分。

 

週末に家族で出かけよう

香港動植物公園

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高層ビルに囲まれた香港の中心に、山の斜面を利用して作られた香港動植物公園。市民の憩いの場として親しまれており、場所柄、多くの観光客も訪れる。園内には約1,000本の植物が自然に近い姿で植えられており、鬱蒼としている。オランウータンなどがいるミニ動物園の周辺はまるでジャングルのよう。ここではメタセコイアなどの紅葉が見られる。樹齢比較的古く高木なので、双眼鏡や長いレンズのカメラを持っていき、下から見上げるのもおもしろい。子供向けの遊具施設、鳥園、温室などもあるので、週末に家族で出かけてみては?

アクセス:セントラル(中環)の怡和大廈(Jardine House)前から3B、13のバスに乗り、「香港動植物園」で下車。セントラルから徒歩約25分。

 

 

 

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