PPWおすすめ映画「EVERY THING WILL BE FINE」

2015/09/07

EVERY THING WILL BE FINEとある冬の夜、雪がこんこんと降る中運転していた主人公は、その視界の悪さゆえ道路にいる1人の子供の存在に気づけなかった。その事故は彼の脳裏に焼き付けられ、ずっと彼は罪の意識に悩まされ続けていた。事故により、自分をとりまく人間関係やその他全てを失ってしまったかのように思えた主人公は、ふと意外な形の贖罪の道を見つける。それは作家として物を書き残すという行為だった。主人公は徐々に作家としての道で成功し始め、彼自身も事故から前に進み始めたと感じていた頃、とある情報を耳にする。その情報とはまたあの忌々しい事故についてのもので、彼は再び自分の最も触れたくない過去と向き合うことになったのだった。
今回の作品を手がけるのはロードムービー三部作で有名なウィム・ウェンダース。この映画は2回目となる3D映画となるのだが、フィクションに3Dを使用するのは初めての試みらしい。既にベルリンの国際映画祭で公開されており、その完成度から反響を呼んだとのこと。香港での一般公開は9月3日からなので知らなかった人は急いでチェックだ。

EVERY THING WILL BE FINE
公開日:公開中
監督:ウィム・ウェンダース
キャスト:ジェームス・フランコ、シャルロッテ・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムス

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