2050年の都市計画をテーマにした展覧会「UABB」尖沙咀で開催！ - 映画・音楽・芸術・アート投稿

都市計画の在り方をアート、デザイン、建築を通して学び議論するイベント「UABB (HK) (Bi-City Biennale of Urbanism Architecture (Hong
Kong))」が今年も開催される。2007年の初開催以来、今年で5回目を迎える同イベントのテーマは「2050年の香港の街とライフスタイル」。アーティスト達が構想する2050年の都市図を展示するとともに、各種講演会やディスカッションなど意見交換、情報共有の場を設ける。
運営委員会の代表ベルナード・リム氏は「香港は過去35年で大きく変貌を遂げた都市の1つ。今回のUABBでは次の35年に向けて、都市がどうあるべきかを議論する場として非常に有益なものとなるだろう。特に次世代を担う若い世代の意見は貴重だと考えており、イベント期間中も多くの若者と意見を交わしたいと考えている」と語る。
イベントは60以上の団体の展示、さらに多くのアクティビティやプログラムの開催を予定している。学界やビジネス界からの出展はもちろん、建築家、生態学者、ファッションデザイナー、映画監督、写真家、学生なども出展者として参加予定だ。一般参加者はこれらの団体によるパフォーマンス、展示、ワークショップやツアーに参加し、未来のライフスタイル像の一端に触れることができるだろう。
連綿と続く日常の先にある「未来」。今秋冬は35年後の都市のライフスタイルに思いを馳せてみてはいかがだろうか。

UABB (HK) (Bi-City Biennale of Urbanism Architecture (Hong Kong))
“VISIONS 2050 – Lifestyle and the City”
場所: 九龍公園、香港文物探知館
期間: 2015年12月11日～2016年2月28日
料金: 無料
ウェブ: http://www.uabbhk.org