「Canonフォトマラソン2015香港」がエキシビジョンセンターで開催!写真技術を競争!

2015/12/16

参加者たち キャノンフォトマラソン2015香港 バルーン

秋晴れに恵まれた11月22日、今年で7回目となる「キャノンフォトマラソン2015香港(CPMHK)」が香港コンベンション&エキジビションセンターで開催された。抽選で選ばれた2,600名の写真愛好家が集結し、コンテスト形式で腕前を競いあった。イベントは昨年に続き「Shoot for Hong Kong」がスローガン。当日発表されるテーマに基づき、時間内に香港各所で撮影した写真作品を投稿する。チャレンジ部門には1,300人が、オープン部門には1,300人が参加し、会場は競技者の熱気であふれた。
今大会のチャレンジ部門のテーマは「決定的な瞬間」「遠近感/透明感」「街」の3つで制限時間は8時間。オープン部門のテーマは「記憶の集合体」、「バランス/平衡感覚」で、制限時間は6.5時間。参加者は会場を飛び出し、香港内各地でテーマをイメージした写真を撮影した。写真撮影のみならず、香港のローカル文化との共生もテーマである本大会では、湾仔(ワンチャイ)のユーススクエア、そして太子(プリンスエドワード)のセイント・ジェームズ・セトルメント・カインドネスセンターがチェックポイントとして設けら
れた。大会で集められた寄付金は全て、体に障害を持つ人や、高齢者のリハビリを支援する福祉施設、セイント・ジェームズ・セトルメントに寄与される。同施設代表のシンシア・ルック氏は「キャノンフォトマラソンのサポートを受けることができ、とても嬉しく思う」と語った。
新たな技術に触れる場としても期待されている同大会では、キャノンプロアンバサダーでもありプロの写真家でもあるブライアン・チン氏の講演も行われた。実際のスピード撮影のテクニックを披露するため、「フリーズ・ザ・モーション」と呼ばれるデモンストレーションを前に撮影の際のコツを伝授した同氏の講演に、熱心に聞き入る参加者の姿も見られた。
今大会の優勝者は12月中旬に発表される予定。チャレンジ部門の優勝者は日本で行われる「キャノンフォトクリニック」への出場権が、オープン部門の優勝者は台北で行われる「キャノンフォトマラソン2016」の出場権が与えられる。

キャノン香港
ウェブ:http://www.canon.com.hk

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