中国の傑作古典「紅楼夢」を原作にしたオペラ 香港アートフェスティバルにて上演

2017/01/03

紅楼夢

「三国志演義」「西遊記」などと並び、中国五大小説の一つとされる「紅楼夢(Dream of the Red Chamber)」。名家、賈氏一族の御曹司、賈宝玉(かほうぎょく)と、プライドの高い美しい少女林黛玉(りんたいぎょく)、気立てのよいしっかり者の薛宝釵(せつほうさ)をはじめとする、彼を取り巻く12人の女性との物語と、一族の栄枯盛衰を描いた同作を原作にしたオペラが、今年45回目を迎える香港アートフェスティバルのハイライトとして、3月17日、18日に上演される。サンフランシスコオペラとの共同制作となる本作品は、美術監督にアカデミー賞受賞歴のある葉錦添(ティム・イップ)を迎え、中国版「源氏物語」ともいわれる120章からなる壮大な物語を、こちらもトニー賞の受賞歴がある中国系アメリカ人の劇作家David Henry Hwang(デビッド・ヘンリー・ファン)が国際的なオペラ大作へと仕上げた。アメリカの名門である同オペラの演者たちが魅せる超一流の演奏と歌や踊りとともに、悠久の歴史のなか、中国人に常に愛されてきた物語を堪能しよう!

紅楼夢

紅楼夢(Dream of the Red Chamber)
日時:3月17日(金)19:30、18日(土)19:30
言語:英語(英語及び中国語の字幕あり)
料金:HKD380~HKD1,080
ウェブ:www.hk.artsfestival.org/en/programmes/sfo-hkaf-dream-of-red-chamber

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