読むだけでママが笑顔に「ままサプリ」連載 第45回 環境を整える

2017/09/19

夏休みを利用して、セブ島に親子留学に来ています。
といっても次男、三男はキャンプ留学で、アイランドホッピングやアクティビティにつられての参加ですが^^;

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中一の三男は、英語に対する苦手意識が相当あります。アルファベットから勉強した三男はどうしてもスペルが覚えられません。

フォニックスの発音から入れば簡単なんですが、なかなか日本の大人数の教育では、きめ細かい指導は無理なようです。

「英語はただのコミュニケーションの手段である。」
「通じると世界が広がる。」
ということを伝えて来ましたが、彼自身になかなか火がつかずにここまできました。

流石に中一になり、英語が成績として表されるようになると、悩んでいたようです。

この本人の「どうにかしたい」という気持ちのときに、それにピッタリ合った環境を用意してあげることが、親にできる仕事だと私は考えています。

子供が何に悩んでいるのかは親にしかわからない。
また、それを克服できる選択肢も子供の性格をよく把握している親にしか選べません。

大きく分けて3タイプの価値観の子供がいます。
「結果が一番な子供」
「周りとの調和が大切な子供」
「自分の感性に忠実な子供」

三男は「周りとの調和が大切な子供」 周りとの関わりの中で成長し、分けあえることを喜びに 感じる子です。 「子供たちだけで、キャンプをしながら、英語を勉強す る」はまさに、ピッタリの機会だったと思います。

受験、習い事、スポーツ。
なかなか思うように成果が出なくて悩んでらっしゃるお母さんも多いです。
いくら厳しく命令しても、横について監視しても、成し遂げるのは子供本人。
子供がやる気にならなければ、モチベーションが上がらなければ、成果を出すことはできません。

一番大切なのは、「それが達成したらどうなっているか?」が明確にイメージできる状態にもっていってあげることです。
そのために親ができるのは環境を整えてあげることだけ。

子供のモチベーションをあげるために必要なことは、
1.子供をよく観察して、何に心が動くのか、「価値観」を見つけてあげる。
2.たくさんのことを経験させて子供のイメージ力を養う。
3.実際に見せたり体験させたりして子供に合った環境を選んであげる。

「孟母三遷」孟子の母も子供に合った環境のために住
む場所を3回変えたといいます。

母は子供のマネージャー。
子供に命令するでなく、
一緒にやるでもなく、
「環境を整える」ことにアンテナを立てたいものです。

Kyou氏
Kyou氏 プロフィール
海外で3兄弟を育てる中、人を育てる一大事業に頼れるものが何もないことに疑問を持つ。現在上海ママたちに心理学、統計学、コーチングなどを基にした「ままサプリ」展開中。香港にて講座開催中

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