僕の香妻交際日記 第17回 香港人が嫌いな6人の香港人

2017/12/12

「文化が違うから…」なんてよく言いますが、同じ文化の下で生きてきた人間同士でも理解し合えないことはたくさんありますよね。
私の妻も香港人に対してよく腹を立てています。
ある少数派の香港人たちの行動によって
「香港はそういう文化なんだね」と言う誤解を生ませないためにも、
今回は香港人も嫌いな香港人たちを紹介させてください。

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左の男の人は他の広告でもヘッドホンを首にかけています。
トレードマーク!

1.電車で奥まで詰めない香港人
この人たちは自分が降りるときに早く降りたいのと満員電車の奥深くから
「ムゴイ、ムゴイ(すみません、すみません)」と言いながら降りるのが嫌なんです、きっと。満員でもう乗れないと思って電車の中の方を見たら全然人がいなかったときほどこの人たちを恨むことはありません。

2.電車のドア付近で降りる人をブロックする香港人
この人たちがいるから奥まで詰めない人(1の人)が出てくるんです。

3.食器を片付けるのが早い香港人
「早く帰ってください」というレストラン側の意図が見え見えで、逆に長く居座りたくなります。特にまだ食べかけの皿を片付けようとしたときには、私の妻は激おこぷんぷん丸なり!・・・からのとばっちりを受ける私。本当、店員の皆さんには空気を読んでほしいところです。

4.口を抑えないで咳をする香港人
こういう人が多いから地下鉄でもわざわざ「咳やくしゃみの際は手で口を抑えるかマスクをしましょうね」なんて日本の小学校の廊下に貼ってあるような掲示を出さなきゃならないんです。

5.子を叱れない香港人
親が子を叱らないので、その子たちが親になったときも同じことが繰り返されます。

6.自宅のトイレの調子が悪いので呼んだのに、
うちに到着した時点ですでに手もティシャツも汚い香港人逆にトイレのことがもっと心配になります。

これらの人たちは決して香港を代表する人たちではないので、「香港人ってみんなこういう感じなんだ」と勘違いしないでほしいと妻は言います。
香港人だってこんな人たちのことを好んでいませんから!
その人の性格や行動というのは、国籍というよりも、その人のこれまでの育ってきた環境によるところが大きいと思います。
例えば、私はバスタオルやパジャマを一週間取り換えなくたって平気ですが、日本人みんながそういうわけじゃないですよね。とは言え、その国の文化を知るということは、「こんな人もいるんだ」という日々の気付きの積み重ねにより養われていくので、これからも香港の街角で人知れず人間観察を続けていきたいと思います。

「育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めない」

SMAP、よろしくお願いします。
(あ、もういないか)

ではでは。

ルーシー龍

ルーシー龍(りゅう)
香港人妻との結婚歴3年目の日本人。沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでチョンキンマン ションに憧れて香港にやって来る。趣味は早く家に帰って妻と一緒にTVBのドラマを見る こと。

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