点心とお茶を嗜みながら広東オペラ「茶館劇場」尖沙咀

2019/08/21

1尖沙咀のオーシャンターミナルに近い西九龍文化区に今年1月オープンをした戯曲中心(Xiqu Centre)はそのひときわ斬新で現代的なデザインな建物で人々の注目を浴びているが、ここで演じられるのは、中国伝統芸の一つである広東オペラ。広東オペラは2009年にユネスコ世界無形文化遺産に認定、この戯曲中心は広東オペラなどの「戯曲」の普及を目的に建設されたもの。3言葉の関係や物語の背景に親しくない日本人にとっては、必ずしも身近なものとは言えない広東オペラだが、今回紹介するのは、戯曲中心内のホールの一つ、茶館劇場(Tea House Theatre)でのパフォーマンス。広東オペラに縁の少ない観客が、中国茶や点心を楽しみながら観劇(中国語と英語字幕付)が出来、初めて広東オペラに触れるにはもってこいのプログラム。公演では広東オペラ界の大御所羅家英(LawKa-ying)氏の監督のもと、将来の広東オペラを背負って立つ羅氏の若き弟子たちが90分にわたって、音楽アンサンブルや歌など様々な切り口で戯曲の素晴らしさを体験することができる。29月29日までの毎週水曜日から日曜日の開催。公演開始時間は水曜日から土曜日は19時30分、土曜日(8月28日を除く)と日曜日は15時30分。

公演詳細と予約は次のサイトから。
ウェブ:www.westkowloon.hk/en

 

 

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