大人から子供まで飾り巻き寿司料理教室「iCook」觀塘（クントン）

2014/09/01

iCook

キャラ弁1

ホームパーティーやキャラ弁作りに、知っていたらちょっと便利なお寿司の飾り巻き。それがここ香港でも、日本語で教えてもらえることをご存知だろうか。

クントン（觀塘）にある料理教室「iCook」で講師を務める田中先生は、家庭料理教室や親子教室を開いている。日本の教員免許を持っており、これまで16年以上に渡り子供とふれあう仕事をしてきたという。ここiCookではわんぱくな子供達に笑顔で優しく料理を教えている。お馬さん、パンダ、車、花などなど、無限に種類がある飾り巻き。具材をくるくる巻くだけなので、小さな子供でもお母さんのヘルプがあれば難しいことはなく、食べるのがもったいないほど可愛らしいお寿司が出来上がる。お弁当のクラスや資格取得コースもあり、条件が合えば出張レッスンもアレンジ可能だ。お弁当作りに悩むお母さんに限らず、子供をインター校に通わせるお母さんにも、この飾り巻きは日本の文化を子供に伝えるいい機会になるだろう。特に揃える器具などはなく、初心者でも気軽に楽しめる。

先日、日本語プレーグループで「飾り巻き教室」の出張レッスンを行った田中先生。週末の午前中にも関わらず、20組近い親子が参加したという。普段なかなか親子で共同作業する機会が少ない中、当日は皆でわいわいと巻き寿司作りに没頭。田中先生の実演と指導により、参加した親子全員で可愛い飾り巻き作りを楽しんだ。パパのために自宅に持ち帰る親子や、完成後待ちきれずすぐにその場で食べてしまった親子など、子供も大人も大喜びだったという。先生は、「子供に自信がつくことで、今後親子で台所に立つ機会が増えるのでは」と話す。

キャラ弁2

田中先生は、寿司インストラクター協会(Japan Sushi Instructor Association)認定の飾り巻き寿司インストラクターや、日本創芸学院のフードコーディネーター（Natural Food Coordinator）の資格を所有しており、ローカル紙でも日本食を紹介するなど活躍の幅も広い。香港在住の日本人ママにとって心強い存在だ。