広東語挑戦4 ボイスメモによる復習法「GEOS(ジオス)」セントラル・ホンハム

2015/05/19

ホワイトボードに書かれた広東語携帯電話の録音機能を使ったことがありますか。普段はその存在すら忘れている方も多いのでは。クリス先生の授業ではボイスメモによる録音が復習教材として使われ、大変おすすめなのだそう。言語習得に“聴く”ことと“話す”ことは必須。身近な機能を駆使して学習への道のりをググッと縮めたいものです。

みなさま、ネイホウ!暑くなってきましたね。香港の灼熱の夏を目前に控え、覚えておきたいフレーズを習いました。「天氣咁熱,我想去海灘!(なんでこんなに暑いの、海に行きたくなるわ!)」この夏は香港で過ごす予定なので、ぜひ暑さにうんざりした様子で使ってみたいと思います。

さて、今回は実生活に根ざした授業の内容もさることながら、クリス先生提案の復習法が言語学習にとてもいいので、ご紹介したいと思います。毎回授業の最後に、その日に習った新出単語、フレーズ、文型等を先生とともに発音し、iPhoneのボイスメモに録音しています。3分ほどの録音ですが、その日の授業の内容が密に詰まり、これが復習に大変効果的なのです。聞き慣れた先生の声は耳に残りやすく、携帯電話は常に持ち歩いているので、いつでも復習できるのが最大の長所。併せて、授業で書き留められた内容をメールで送ってもらえるので、出先で気が向いた時に携帯ひとつで復習できるように。私は授業に向かう電車の中を復習時間に当てています。

IPhone スクリーン

ちなみに、他のクラスの生徒さんの中には、このボイスメモをフル活用し、生活シーンで聞き取れなかった会話を録音して、授業の際に質問されている方もいるそうです。こういった機能が搭載された携帯が身近になった今だからこそできる新しいアプローチ。目からウロコです。

言語学習には復習と実践が重要だとはわかっていても、実際はそれを継続することが難しく挫折しがち。復習嫌いの私にとって、ボイスメモを使った方法はかなり画期的で、復習へのハードルが俄然低くなりました。実は(お恥ずかしいことに)我が家には広東語の教本とCDが3年前からありますが、そのCDを聞いたのは数回。すでにボイスメモのほうが聞き込んでいます。私の場合、20~30分の録音を1、2回聴くより、3分ほどの録音を5、6回聴くほうが、結果的に身に付く効率がいい気がしています。

「広東語は声調(音の高低)が大切」というクリス先生。たしかに先生の声調を繰り返し聴いた後に口調をマネして駅の窓口で「我想入$300(300ドルチャージしたいです)」とオクトパスへのチャージを頼んだところ、奇跡の一発OK。クラスメイトは、マクドナルドでセットメニューの注文がスムーズにできるようになったそうです。小さな生活シーンが以前に増して楽しくなります。

クリス・ウォング

講師:クリス・ウォング
香港大学日本語学部卒業後、宇都宮大学に留学。GEOS講師歴8年。趣味はウィンドサーフィンとピアノ演奏。J-pop好き。お気に入りアーティストはGLAYとMr.Children。ブログ(kurisukantongo.wordpress.com)で香港を広く紹介。

 

 

 

 

 

 

 

瀬戸未来瀬戸未来
香港在住4年目。2児の母。「広東語がしゃべれたら」の波が何度となく押し寄せるも、重い腰が上がらないまま経過。この春より次女の小学校入学を機に一念発起し講座を受講。趣味は料理。香港の家庭料理と中医学に興味を抱く。

 

 

 

 

 

 

 

中環校(セントラル校)
TEL:2504-0220(香港駅C出口、中環駅B出口より徒歩5分)
E-mail:centralhk@geosasia.com

紅磡校(ホンハム校)
TEL:2362-9991(紅磡駅C出口目の前Metropolisショッピングモール8F)
E-mail:hunghom@geosasia.com

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