【おすすめ香港ギフト】&おみやげ失敗談

2023/02/28

帰任や一時帰国、出張と、何かと周りが騒がしい近ごろ。香港らしさ溢れるグッズを見つけたいけれど、どこで何を買えばいいか分からない…と悩んでいる人も多いのでは?

今回は、そんなあなたにおすすめしたい香港ギフトをご紹介。さらに読者が実際に体験したこれはダメ!な失敗お土産話も。送別の贈り物に、帰任前の思い出に、一時帰国のお土産に、ぜひ参考にしていただきたい。

 

抑えておきたい定番どころはここ!

香港柄グッズ
G.O.D
香港デザイン商品の取り扱いはやはりここが最多。クッションカバーや靴下など、ちょっとエッジの効いたありとあらゆる香港柄グッズが揃う。
www.god.com.hk

MoMA
アート好きなら誰もがご存知の世界中に展開するデザインストアだが、香港柄にMoMAの文字が美しいオリジナルグッズはここでしか買えない限定品。
www.momastore.hk

The Lion Rock Press
香港柄のパズルやおもちゃも扱っているので、小さな子どもがいる家庭への贈り物にも。
www.thelionrockpress.com

MUJI德福廣場店
九龍湾の無印良品には香港で唯一の刺繍工房があり、エコバッグやタオルなどの商品に自分で選んだ香港柄の刺繍をしてもらえる有料サービスがある。ただし完成には1ヶ月ほどかかるの
で送別ギフトにするなら注意が必要。
www.muji.com/hk/campaign/Embroidery

自社ブランド商品
Marks & Spencer
おしゃれなアイテムが揃うイギリス発のデパート。香港らしさはないが、日本で手に入らないマークスオリジナルの食品や雑貨、洋服などといった商品は価格も手ごろでちょっとした贈り物としては最適。2 (2)

Watsons
香港発のドラッグストア、ワトソンズ。かつて、こちらのオリジナル商品で燕の巣を使った美容シリーズのフェイスパックが日本人旅行者に大流行したが、現在も同シリーズの洗顔料などは販売中。ほかにもアンチエイジングシリーズ、コラーゲンシリーズなどを展開している。3 (2)

TREE
SDGsに力を入れる香港発のインテリアブランド。シノワズリでありながらよく見ると香港柄という、駐在妻なら誰もが欲しくなる陶磁器を扱っており、いまや贈り物として定番中の定番に。
1 (2)

オリジナルデザイン品
Hawk Ltd.
ミニバスの看板描き職人が始めたギフトショップ。子どもの名前など好きな言葉をキーホルダーに描いてもらうことができる。
4


身近に手に入る香港限定の味!

オイスターソース・XO醬
調味料は定番だが、かさばらず使いやすい安定のブランド「李錦記」のチューブタイプはおすすめ。スーパーやドラッグストアで手に入るのも嬉しい。oyster

クラフトビール
スタイリッシュなデザインのものも多く、お酒好きな男性への贈り物としてもおすすめ。日本へ帰る前に飲みきってしまうかも!?5

香港味の出前一丁・カップヌードル
カップヌードル「香辣海鮮味」は、世界のカップヌードル総選挙で1位に選ばれたこともある香港限定の味。「カップヌードルかよ…」という顔をされる前にすかさず「これ1位の香港限定味です!」とひと言付け加えるのをお忘れなく。7

クッキー
言わずもがなのジェニーベーカリーのほか、そのデザイン性の高さからも人気なのがGLORY。ペニンシュラホテルのチョコレートを作っているメーカー「LUCULLUS」の茶餐廳味セットもおすすめ。6


うっかり注意!日本へ持ち込めないものを今一度おさらいしよう

薬物、拳銃などの重火器、コピー品など、誰もが理解しているもののほかにも、うっかり持ち帰ってしまいそうなものも。近年、より厳罰化されてきたので要注意。

肉全般
家畜の病気を日本へ入れないための措置として、ジャーキー、ハム、肉まんなど加工肉も含めて、肉類は基本的に全てアウト。常温で長期保存でき高温殺菌されたレトルトパウチや缶詰であれば持ち込みできるものもあるが、単なる真空パックではダメ。カップ麺でも、乾燥肉がそのまま入っているようなものは持ち込めない。

果物や野菜
日本では中々手に入らない生ライチや珍しい中国野菜などは持って帰りたくなるところだが、肉と同様、病原菌などを国内へ入れないようにするため、これも禁止。同様に植物の種や土のついた花などもダメ。

ヒョウの毛皮、ワニやヘビの皮革製品
動植物保護のためワシントン条約で輸出入を禁止されているもの、特にヒョウなどネコ科動物や、ワニやヘビなどは虫類の毛皮・皮革製品なども持ち込むことはできないので気をつけよう。

 


 

これはダメ!みんなのしくじり体験談

香港在住読者の皆さんから届いた、香港土産に関する失敗体験談をご紹介。

老婆餅
賞味期限が短く結局渡すことはできなかったが、義実家へのお土産に買って帰った老婆餅。友達に「老婆って嫌味か!」と突っ込まれた。でも美味しいし、笑いは取れた。(40代女性)
編)老婆は奥さんの意味ですが、中国語が分からない女性に贈るのは避けたほうが無難ですね。ちなみに愛人はその名の通り愛する人のことなので、「私の愛人、老婆よ!」と奥さんに言っても問題ないです(喧嘩になっても責任は取れませんが)。8

香港メイド100%フルーツジュース
日本の某有名旅行誌に載っていたらしく友人がお土産に買って帰ったが、トランクの中で1本爆発、無事だったもう1本を帰宅後開けようとしたら部屋で大爆発したと怒っていた。(30代女性)
編)スーパーで買えるアレですね。数少ないMade In香港もののひとつですが、旅行誌も鵜呑みにしてはいけませんね…。9

香港色や中国色の強い食べもの
カメゼリーや火鍋スープは食べる勇気がないのか、実家の冷蔵庫に放置されているのを見た。(30代女性)
日本でも高級美容鍋として有名なシャオフェイアンのレトルトスープを送ったことがあるが、食べてもらえなかった。(30代女性)
コンビニでも買えるアワビ缶は、味付けに好き嫌いがある。買うなら無味を選んだほうが無難。(30代女性)
編)確かにあまり食べ慣れていない中華圏製造の食品を敬遠する日本人は多いかも…。美味しいもの、たくさんあるんですけどね。10

夜上海のXO豆板醤
お土産に人気の商品だが、蓋の閉めが悪いものに当たったらしく、帰国して見てみると油が漏れまくりだった。(30代女性)
編)冷奴やご飯などに載せて食べても美味しいと評判のこちら。身内には良いかもしれませんが、贈り物として漏れちゃうのはいただけないですね…。

二胡
昔、知人が楽器の二胡を日本に持ち帰ろうとしたら、張ってある蛇皮が条約に引っかかるとかで持ち込めなかった。(30代男性)
編)ちゃんとした輸出許可証がなければヘビやワニなどの皮を使った製品は持って帰れません。高級財布やバッグもしかり。店員から渡された許可証があっても税関で無効と言われ没収されたという人もいるので要注意です。

銃の形をしたもの
親が遊びに来て女人街で銃形のペンを買い、手荷物で持ち帰ろうとしたら香港の空港で止められたという人がいた。英語が話せないので説明もできず、息子が電話で空港職員に対応して事なきを得たらしい。(30代女性)
編)玩具でも銃の形をしたものは機内持ち込み不可です。特に旅慣れていない高齢のご両親などにはうっかり持ち帰ってはいけないものを入れていないか、注意が必要ですね。

超強力レーザーポインター
数百m先も照らせるレーザーポインターを女人街で見つけたが、何となく日本の法令に引っかかりそうだったのでお土産として買うのは断念した。(30代男性)
編)女人街はネタの宝庫ですね。こちらは実際には買っていないので失敗談ではありませんが、そもそもそれを買って何をするつもりだったのかが気になります~。

 


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