ブルガリ香水 新作コレクション「Eau de Parfumee」

2015/06/30

EAU PARFUM‚EE COLLECTION ブルガリ新作香水

男女共に幅広く人気のあるブルガリ香水から新作コレクションが発表された。イタリアで高級宝飾店として1884年に創業した同ブランドが香水を製造し始めたのは、1992年のこと。お茶が香水になるとは誰もが考えもしなかった90年代、ローマの宝石商はありきたりの発想より新しい香水の開発に力を入れたのであった。そして、茶の世界を表現したという「オ・パフメ」という香水を誕生させ、世界にブルガリの香水を発売した。ローマにある店舗では、日本の茶会を思い出させるような伝統的な儀式のように、宝石商を歓迎するために香水をまいたという。もともとは一般大衆むけではなく、ブランドの仲間内に対してだったが、これが並はずれた成功を納め、ブルガリ香水の地位を確立したのだった。以降同ブランドは、現在に至るまで多くの香水を発売しており、世界中の男女に愛される香りを常に提供し続けている。
4色を展開する新作コレクションを紹介しよう。色に合わせた特徴を持つ新作の中で、空と海の穏やかさと平和を表現した「Bleu(青)」は、幸福感溢れるリラックス空間へといざなう。福建茶を用いたその香りからは柔らかさを感じるだろう。自然の力を感じる「Vert(緑)」は、初めて自然と結びついたロマンティックな香水である。他の緑茶と違って、蒸気による特別な過程を持つ日本産の緑茶を主に使用。最も柔らかいつぼみが手作業で選ばれ、1つずつ丁寧に包まれた特別な日本緑茶からは、新鮮かつ繊細な輝きが感じられ、エレガントな香りを運ぶ。
また「始まりの色」とされる「Blanc(白)」は、ヒマラヤで育った希少性が高く貴重なお茶「シルバーニードル」にスポットをあてた。満月の夜にしか収穫しないという伝説のお茶からは、温花と木々のかいハーモニーを感じることができるだろう。そして「Rouge(赤)」は、ピンクペッパーやオレンジ、ベルガモットが配合され、その相互作用によって明るさを増し、さらに南アフリカ産のルイボスティーから香りを足している。昔の花嫁は、愛、美、健康、富が末永く続くようにと赤をまとったともいうが、この魅力的な色にはそんな意味も含まれるのだろう。さまざまな思いが込められた4種の香水は、どれにするか迷ってしまうほど。早速店舗で新しい香りを比べてみてはいかが?
Eau de Parfumee / BVLGARI
7月15日発売
オーデコロンHKD790/75ml  各4色
オーデコロンHKD1290/150ml 各4色

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