ウサギを飼う時のポイント

2018/01/11

巷でペットとして人気のウサギ。いざ飼うことになったら、どのようなことに気をつければいいのか。今回はウサギを飼うためのポイントをご紹介しよう。

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【ウサギを飼うのにかかるコスト】
ウサギを飼うのにかかる費用は、購入代金に加えてエサ代、動物病院での治療費、ペット保険などの継続的なものもある。

またウサギは非常に社会的な生き物であり、つがいもしくは群れで飼うのが実は理想的な飼い方。なので、もしこれからウサギを飼い始めたいと考えていて、金銭的にも状況的にも余裕があるのなら、2匹飼うのがお勧めだ。

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【自分に合った種類のウサギを飼うために】
ウサギを家族に迎えよう!と決めた時、興奮してすぐにでも行動を起こしたくなる気持ちは分かるが、購入する前に、十分なリサーチを行ってほしい。ウサギの種類は非常に多く、自分に合った種類を選ぶ必要があるからだ。例えばペットとして飼うのであれば、食肉用など、その他商業用の種類のウサギを飼う必要は無い。

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【ウサギを選ぶ】
飼う前にウサギは自分の性格やライフスタイルに合っているのかどうか、よく考えてみてほしい。ウサギとの暮らしは確かに素晴らしいが、彼らの特性については長らく誤解されてきた面もある。考えるべき基本的な項目を参考にしてほしい。

1.オスとメス、どちらを飼うのか、子ウサギを飼うのか、成体を飼うのか
2.家や家族の状況にウサギは適合しそうか
3.毎日ウサギと遊んでやり、自由に走り回れる環境と時間があるかどうか
4.一生飼ったウサギに献身することができるかどうか
5.先住のペットがいる場合、うまくやっていけそうか
6.ペットを飼う金銭的余裕はあるかどうか

良い選択をするためには、慎重なリサーチが大切になる。潜在的な身体トラブルや性格の特徴は種類によって異なるので、調べておくとよいだろう。

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【スムーズに飼育初日を迎えるために】
ウサギを購入することになったら、新しい家庭で過ごす最初の日ができるだけスムーズで、楽しいものになるように計画を立てよう。まず、彼らの身体的、社会的、行動的な欲求を満たすことができる環境を整える必要がある。走ったりジャンプしたり、オシッコをしたり、穴を掘ったり休んだりすることができ、屋根に耳が触れること無く、後ろ足で立ったりしても大丈夫な場所を用意してあげよう。

フードは栄養バランスの良いものを与える。合ったものが見つかるまで、何種類か試してもいいだろう。また、ウサギは継続的に乾草や草などから食物繊維を摂る必要があるため、品質の良い乾草も必要になる。その他に、水を飲む器(もしくはボトル)も用意すること。

ウサギを入手したら、動物病院に連絡をして、予防接種歴に応じたワクチン接種の予約をとる。場合によってはその際に、MOT(健康診断)を受診させるのもいいだろう。

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