春節中国伝統工芸イベント@ホテル・ニッコー広州

2022/02/16

スクリーンショット (513)スクリーンショット (500)日航新春廟会

日本では明治の改暦まで使われていた旧暦。現在でも春分や冬至など季節の行事として、いくつかは残っている。
それに対し、ここ中国では現在でも、大切な節目はすべて農暦(旧暦)で行われており、その中でも一番大切なのが春節(旧正月)だ。春節には家族一同が会し、縁起の良いごちそうを大いに食べ、大いに飲み、大いに笑う。普段は忙しくてなかなか会えなくとも、めでたい一年の始まりはみんなで一緒に祝うのだ。

春節をより楽しく過ごし、より良い時間になるようにとの願いから、ホテル・ニッコー広州では今年も春節を祝うイベント【日航新春廟会】が6日間にわたって開催された。スクリーンショット (503)スクリーンショット (504)
この春廟会には6人の中国伝統工芸師が集まり、それぞれの腕を振るい、新年のめでたさに色を添えた。おじいちゃんおばあちゃんには懐かしの、孫たちには目新しいその工芸品の数々に、イベント会場のあちこちから嬉しそうな声が上がっていた。
大晦日1月31日から2月2日には第一弾として、小麦粉ともち米で作られる可愛い人形〈捏面人〉、縁起の良い図柄を飴で描く〈画糖画〉、新年を迎えるめでたい対句〈写春聯〉の3つが行われた。2月3日から5日には第二弾として、〈草編〉〈吹糖人〉〈龍鳳字画〉行われ、記者も3日に会場で実際に体験してみた。
スクリーンショット (505)スクリーンショット (506)1つ目は草編だ。薄く裂いた草を使い、編み込みながら動物、昆虫、花などを作り上げていくその手捌きに思わず目を見張る。
2つ目は吹糖人だ。参加した子どもに、ガラス細工を作るようにぷうっと息を吹き込んでもらい、その先に膨らむ飴を丁寧にさまざまな形に変えていく。
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そして最後は龍鳳字画だ。一つひとつの文字を縁起の良いモチーフを使い、6色の顔料を重ね合わせ、絵として描き上げていくのだが、ここで記者はカタカナ入りの名前をリクエスト。さすがに無理かな、と思いきや、まったく問題ないとのこと。その出来栄えときたら! まるで今年一年が確約されたような気持ちになる彩りと鮮やかさだ。
また、家族みんなでの夕食前には、子どもたちに向けたDIYケーキ作りも行われた。まあるいパンケーキに真っ白なクリームを乗せ、思い思いのトッピングを選んでいく。1つのトッピングの子、全てのトッピングを使うよくばりさん。パティシエの指導を聞き、真剣な眼差しで一生懸命作る子供たちの、作り終えた瞬間に浮かぶ大きな笑顔が印象的だ。
夕食時にはお金の神様〈財神〉がホテル内に登場! カフェベラーノでは各テーブルに縁起物の紅包が配られる。これぞまさしく恭喜発財である。
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今回の春節イベントだけではなく、今後も日本と中国が織りなす文化の融合が感じられる、ホテル・ニッコー広州ならではのイベントが目白押しだ。詳しくはwechat公式ページにて!
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photo info nikko

ホテル・ニッコー広州

住所:広州市天河区華観路1961号

電話:(86)20-6631-8888

 

 

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