NEVER MIND 何があっても没問題!最終回

2022/10/26

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2002年初上陸から幾星霜……最初のびっくりは犬の頭だった(ひ〜)
これが最終回、〈何があっても没問題メイウェンティ〜〉は永遠に不滅です!

ということで、悲しい哉、このPPW大陸側はこの号が最終号。
11月からは香港オンリーの情報紙になってしまうのだ(号泣)。とはいえ、泣いてなんかいられない。此の地に住んでいると、日本以上に変化がまあ激しいことこの上ない。それなりの歳なので、日本にいるときだって、オイルショックやらバブル経済及びその崩壊やら、けっこうな変化を経験してきた(しかし振り返ってみると、バブルの頃ってけっこうおもしろかったなあ)。けど、けど、此の地は、それ以上に、目が点になるほど変化が激しい。

時を遡って、初上陸の2002年、無錫。私立寄宿制学校(幼稚園~高校)に赴任してきたヘイワード夫妻。上海浦東空港からの道のりに辟易し、夜中に着いた部屋(外国人教師専用アパート)にはトイレットペーパーすらなかった事実。近所の市場には犬の頭がどーん。そして、妊娠とSARSとが同時期に。今のロックダウンと同じように、学校から一歩も出してもらえず、妊娠中なのに検査受けられないぢゃーんっ! と、業を煮やして一時帰国も、娘っちを産んで1ヶ月で舞い戻ってきたのだった。

その後、マレーシアに2年、上海に2年半とヘイワード家は移り住んだ。この2ヶ所に関して書き始めたらキリがないので割愛しちゃうが、夫婦喧嘩からのプチ子連れ家出やら、テキトーな契約書が発端で訴訟起こしたりと、それぞれの場所で彩りある経験ができました(笑)。そして2010年8月に広州は番禺にやってきたのだ。

番禺在住の2015年から弊紙との関係は始まった。今、改めてメイウェンティ~を読み返したのだが、第1回は歩道で車にはっつかれた記事だった。せっかくなので、警察を呼ぶところから始めて、どんな結果になるか実験してみたのだった。

この事故以来、弊紙は情報紙であるからと、日常生活を軸に起こったさまざまな問題を取り上げてきたつもり(時々かなり個人的な内容もあったが)だ。食や年中行事などの日中文化の違い(例:朝ごはんや赤い下着)、こんなとき、どうしたらいい? と降りかかってきた各種問題と対処のレポート(例:此の地で相方が死亡した、コロナによる隔離生活の流れ、携帯電話を盗まれた)などなど。

左の2015年から2022年と、だんだん本性が見えてきたタイトルの遍歴(笑)

左の2015年から2022年と、だんだん本性が見えてきたタイトルの遍歴(笑)

お仕事で、個人で、此の地で生活をしている人はたくさんいる。日本とは違う生活の中で、スムーズに事が進まないのは当然であろう。何かあったときに、どうしたらよいのだろう、と途方に暮れそうなこともあるだろう。そんなときに「あ、そういえばなんか読んだな、フリーペーパーで」と頭のすみっこをよぎってくれれば、そんな思いで書いてきた。以前にもここで書いたのだが、相方が亡くなったときに助けてくださった、たくさんの人たちのように、国籍その他関係なく、お互いさまで助け合いたい。そんな思いで書いてきた。

大陸側ではこれが最後になってしまうが、これからも、この気持ちは変わらない。何か別の方法で、頭のすみっこをよぎるような、ちっぽけながらも誰かのお役に立てそうなことができたらいいな、そう思いながら日々を乗り切っていく次第である。
このコーナーをささやかに楽しみにしてくださった方々、偶然目にしてくださった方々、どうもありがとうございました。これからちょっぴり読んでみたい、という方々はぜひ、弊社ウェブサイト(ポケットページウィークリー)、WeChat公式ページ(PPW広告)を漁ってみてくださいまし。
何があっても没問題メイウェンティ~は永遠に不滅です!

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PPWでおなじみの(ここでは)ライター。5足(母・妻・日本語教師・ライター・女)のわらじを履きこなし、なんでもかんでも「なんとかなるさー」に加え、引き続き「年甲斐もなく老いて益々盛ん❤」で乗り切る毎日。広州生活も13年目に突入、主食のビールを飲みながら(休肝日無し)、時々インチキ中国語を駆使して東奔西走。のんきな果報者とはあてくしのことさ、いぇ~い!

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