日本酒が楽しめる「高田珈琲&BAR」広州市天河区

2014/09/08

高田珈琲&BAR

 

高田珈琲 店内

地下鉄石牌橋駅B出口を出ると天河路という大道路に出る。車両や人々の喧騒が耳に入るこの一帯の繁華街の中にある華僑友誼酒店というホテル。そのホテルのカウンターのすぐ横に外の喧騒とうってかわって静寂な雰囲気を醸し出す「高田珈琲&BAR」。

高田珈琲のこだわりのお酒

今年8月1日にオープンしたばかりの同店に足を入れると、木のテーブルや、格子の仕切りで和の風情が薫るソフトな空間。その中で同店の看板娘であるあやか店長を中心とした女性スタッフ達が笑顔で出迎えてくれる。彼女たちが切り盛りするカウンターには、見上げるほど豊富な日本酒の酒瓶が所狭しと立ち並んでいる。同店は、10時~19時まではカフェの時間帯であり、19時以降は、日本酒を中心としたバーとなる。中でも現在オススメなのは姫路の地酒である「龍力米のささやき」と福井県の「伝心雪」。また、「白州」、「響」などメジャーなものも揃えてあり、それらはすべて日本から輸入してきたものだそう。中国に居ながらも本場の日本のお酒の味を楽しめるというまさにお酒好きには魅力的に感じる環境ではないだろうか。お酒を飲むにあたって欠かせないのがおつまみの存在だ。同店では、冷汁豆腐や枝豆、アーモンドなどをはじめ、同店の料理長オススメのポテトサラダと姫あわびを使用したトコブシの煮付け。最後の締めには、明太子うどん、関西出汁うどんがいただける。


高田珈琲 Takata Cafe Barのお酒

同店がオープンに至ったのは広州にある団体「広州日本語コーナー」がきっかけだ。日本を愛する者たちが日本人、日本語を真剣に学ぶ人にとって憩いの場を作りたい、気安く交流できる環境が欲しいという思いから同店は誕生した。店内のデザインも同団体のメンバーの一人が考案したのだという。まさに同店は「広州日本語コーナー」の想いの結晶と言えよう。実際に訪れる客層は日本人と日本語を習得した中国人などが主でありお互い仲良く談笑している姿が印象的だった。このような場景を見るに彼らの願望は実現出来てると言ってもいいだろう。また、皆がもっと交流できるように毎月イベントが開催されており、月によってテーマが異なる。

高田珈琲 女性スタッフ

日本酒が飲めると同時にいろいろな人との出会いが期待できる同店。友人を誘っても、1人で
も楽しめること間違いなし。ぜひ自分の憩いの場を同店で見つけてみてはいかがだろうか。

 

 

 

高田珈琲 Takata Cafe Bar高田珈琲 Takata Cafe Bar
住所:広州市天河区天河南二路華僑友誼酒店1階
フロントカウンター横
電話:+86-20-2826-8370
時間:10:00~26:00

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