コンテンポラリーアートで活躍する「ONOの展示会」 が深セン開催 - 広東イベント投稿

深センを拠点に活動するインディペンデント・アートグループ「ONO」。昨年の設立以降、デッサン、水彩画、インスタレーション、彫刻などを通してメンバー各々の才能を如何なく発揮してきた。

深センの現代アートの第一線で活躍する彼らが今回開く展示会は、欲に溢れる世界で生きていく現代人の、幼少期から大人になるまでの成長過程がテーマ。欲＝病原体と仮定し、生まれながらにそれらに晒されている自分達が、どうすればそれらに惑わされずに「健康体」で生きていけるかを題材にした作品が並ぶ。展覧会の名称ともなっている「インフェクション」とは感染の意味。金、権力、社会的地位などの欲が溢れる世界で感染状態に浸らぬためには、どのように生きるべきか、作品を通して教えてくれるだろう。

展示会は各ONOメンバーの創作性溢れる空間となっており、幾つかのセクションに分かれている。メンバーそれぞれがお互いに影響し合った作品群は、訪れる人にもまた大きな感動を与えてくれるに違いない。

ONO Infection
住所：10/F., 2001 Binhe Rd., Futian District, Shenzhen
日時：5月23日～6月14日10:00～19:00
料金：無料
ウェブ：http://www.weibo.com/onoart