広州市スタイリスト「髪のお手入れ方法」濱島一二

2015/11/24

美容院外観こんにちは〜〜〜毎度です。濱島です。
もう一ヶ月も過ぎるとクリスマス、お正月を迎えることになりますネ。
一年がとても早く過ぎます。今回も多くの方々からの質問です。
Q12
・髪のお手入れ方法を教えてください！
A12
・よくある質問ですネ。みなさんも間違えて覚えていたり、美容師さんも色々な言い方をしたりして、戸惑うことが多いと思います。まず、簡単に言いましょう。髪の「毛幹部（毛髪のうち、頭皮から外に出ている部分）」は、自己再生能力がありません。ということは、傷んでしまった髪は、もう元には戻らないのです。では何もしなくてもよいのかというと、そうではないです。手入れをしないでいると、もっと傷みが進行しますので、適切な処置を施す必要があります。髪の傷みには、化学的損傷毛と物理的損傷毛とがあります。多くの場合は両方ともある場合が多いと思われます。化学的損傷毛とは、パーマネントウェーブ、カラーリング、ブリーチ等、薬剤を使用して施術した毛髪に起こるものです。物理的損傷毛とは、摩擦、熱、紫外線（紫外線からは化学的損傷も受けますが、ここでは薬剤を使わないという点から）による物理的な刺激のことです。シャンプー、ブラッシング、逆毛、アイロン、ハンドドライヤー等、身の回りにある器具を使ったりして起こることが多いです。
ではまずみなさんが一番気にして傷みを感じる化学的損傷毛に対する処置法（手入れ）ですが、基本的には美容師さんとよく相談して、なるべく傷まないようにパーマ、カラーリングをしてみてください。それでも髪の毛の成分であるタンパク質、アミノ酸が傷んでしまう影響は多少出てきますので、ここは髪の損傷した部分に新しい架け橋を作ってあげる意味で、たんぱく質を補給するなどの処置をお願いしてみてはいかがでしょうか。
自宅でのお手入れ方法ですが、この傷みはなかなか難しいです。シャンプーは髪の状態に合ったものを。一回目のシャンプーは頭皮の洗浄を目的とし、二回目のシャンプーは毛髪にやさしいものを選ぶとよいでしょう。次にコンディショナー、トリートメントですが、市販のものは手触りがよいオイル系のものが多いのですが、その中で特にたんぱく質を補強する目的で作られたものもあります。毛先を重点的にして、少し時間を長めに置くとか、蒸しタオルを使用してやさしく扱いましょう。髪を乾かす時には根元をしっかり乾かし、毛先はやさしく弱い風を当て、少し低温でスタイリングをしていきましょう。オイル系のスタイリング剤を使用し、たまにはシリコン系のものを使ってもいいと思います。
次回は、物理的損傷毛のお手入れ方法を。お楽しみにネ〜〜〜